もともとの店舗があった場所に
7月28日に新店舗がオープンした
南三陸町志津川の『季節料理 志のや』さん。
仮設の店舗に比べて面積が3倍になったこと、
新メニュー展開など、とにかく慣れるまで大変だったと
2ヶ月を振り返る親方。
でも、"待ってました"!という地元のお客さんはもちろん、
新店舗を目指してきた遠方からのお客さんに
会えるのが本当に嬉しいと語ってくださいました。
カウンターとテーブルと掘りごたつの和室と
66席を擁するお店になりましたが、中でも
親方のこだわりがつまっているのが
個室になる和室。
"仮設でお客さんに窮屈な思いをさせた分も、
家族や友人とゆっくりしてもらいたい"という
親方の思いがその心地いい空間に込められていました。
新メニューであり、2つの丼が楽しめる
『てんでんこ丼』は早くも人気メニューに。
もちろん、『キラキラ秋旨丼』も始まっています。
旬の戻り鰹と、夏の名残の蒸しウニがのって
夏と秋をつなぐような一杯に。
めかぶやとろろをのせて、"体調を崩しやすい
季節の変わり目も元気にすごせるように"という
親方の思いやりものった丼でした。
走りながらアイディアを繰り出す親方と話していると、
いつも前を見る、ということをとても感じます。
"前"向きなパワーはもちろん、
目の"前"のお客さんを大事にするということ、
そして、これから"前"に続いていく未来を
見据えていらっしゃるということ。
自分の生活に置き換えても大事なことを
親方のお話から感じています。
おいしいものをいただいて素直になった心に
とっても沁みますー!!