絵はがきのような、景色です。
少し前の南三陸町入谷の風景。
今週の『みなさんぽ』は
秋風を感じながら、外でのインタビュー。
南三陸町入谷にすてきな遊び場が
誕生した『花見山ランド』に
おじゃましました。
耕作放棄地で、荒れ地となっていた場所に、
ビオトープを作り、地元の子どもたちや
生き物が集まる場所に、と作られました。
黄金色の田んぼと葉物野菜のハウスの間に
あるその場所は460坪ほどのスペース。
点々と島が浮かんでいて、
島と島をつなぐ丸太の架け橋があります。
お話を伺ったのは、グラフィックデザインや
空間演出を手がけるアーティスト、YORIKOさん。
北は青森、南は香川でも作品を制作して、発表しています。
日本全国がアトリエなんですね。
"おかえりといってくれる場所が増えることが
しあわせ"というYORIKOさん。
そんなYORIKOさんが
はじめて花見山ランドの場所を見た時は、
"静かで美しくてとにかく感動!"したそうです。
今回、YORIKOさんが描いた花見山ランドの
スケッチをもとに、地元の方々と協力して
作り上げました。
"スケッチがそのまま現実になって感動!"と
おっしゃるその空間は、とっても素敵。
島には名前がつけられていて、
『ぼうけん島』、『おひるね島』
『おにぎり島』、『おやつ島』『さんぽ島』
さらに、『おはよう広場』を進むと
奥には『ゆうやけステージ』もあります。
島々をわたって行く間には
花見山ランドに生息する
いろんな生き物にも出逢える、そんな場所になりました。
子ども達やYORIKOさんが"描いた"動物、
ときどき"不思議な"生き物にも出逢えるんですよ。
今回で、完成を見たということになりますが、
これから子ども達が遊びにくるなかで、
新たなアイディアが追加されていくかもしれません。
実際ゆうやけステージでイベントをやったり、
この場所で、運動会をやったりしようよ、という声も
あがっているのだとか。
YORIKOさんは東京に戻られるそうですが、
また花見山ランドで待ち合わせをしたいと思います。