白石温麺は親孝行の麺。
伊達藩白石城下の親孝行息子・鈴木味右衛門さんが
胃を悪くして食べられずにいたお父さんのために
作ったのだそう。
油を使わない麺は胃にやさしい味わい。
親孝行の味はのちに、片倉小十郎公によって
温かい思いやりの心をたたえられ、『温麺』に
なったのだそうです。
ずいぶん前に白石で伺ったお話です。
白石市内のお宅には必ずストックしてある、とも
何人もの白石出身の方にききました。
白石温麺の製法は、秋田に伝わって稲庭うどんを作ったとも
いわれているとか。もっともっと有名になっていい麺、白石温麺!
私も県外に住んでいたころは実家からの荷物の中に
白石温麺がよく入っていました。2、3分でゆでられて
どんなスープにも合います。
真夜中ごはんになることが続いていた時期には
白石温麺に助けられました。
お裾分けでいただいた白石温麺。
さっそくいただきます!