スノードームが好きです。
見かけたら、必ず逆さまにして雪をふらせてみます。
雑貨やさんにある、見とれるほどきれいなものも、
観光地にある、ちょっと無理していたり
すっごくゆるいものも、どちらも魅力。
スノードームが生まれたのは、1889年のパリ万博とか。
新しいもの好きのパリの職人たちが、パリ万博のシンボルであった
エッフェル塔を、手のひらサイズの
小さなガラスの中に閉じ込めたのがはじまり。
エッフェル塔がパリの人気者になってゆくのとともに、
かわいらしいスノードームは世界中で愛され、広まって
いったのだそうです。
この冬、"南三陸スノードーム"なるものが誕生。
手がけたのはユニークなモアイグッズを企画販売している
モアイファミリーです。
まず、中央に鎮座するのが
南三陸町に贈呈されたモアイ像のミニチュアのモアイ。
モアイの前には海がひろがっていて、
南三陸町を代表する海産物のタコ、そしてホヤ!
上空には南三陸町の海を飛び交う、ウミネコ
南三陸町を代表するグルメ、キラキラ丼もありますし
今年、復活オープンしたサンオーレ袖浜近くの島、
荒島も。
そして、スノードームの台座にも、南三陸町がつめこまれています。
まずは、"さんさん商店街"、そして南三陸町屈指の絶景、
神割崎。さらに、南三陸を一望できて、春にはつつじの名所、
田束山も立体的に表現されています。
さかさにすると、景色をひとつにまとめる雪が
キラキラと降ってきます。
構想2年、制作に半年かけられたというスノードーム。
スノードーム好きにも教えたいかわいらしさです!