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2018年3月 アーカイブ

2018年3月 1日

春、3月

春の嵐のなかで、3月がスタートしました。

新しい環境に飛び込むひとも多い春。
10年近くもお世話になった美容師さんが
新しい道に進むというので、挨拶をしてきました。

鏡の前での会話はおいしいお店の話題が圧倒的に多く、笑、
その次に映画の話が多かったように思いますが、
趣味のはなし、仕事のこと、家族のこと、
ターニングポイントになるような出来事も
話をしたり、きかせてもらったりしてきました。

"庄子さんの言葉に何度助けてもらったことかー!"と言われて、
美容室の鏡の前なんて究極のリラックススペースだし、
特別なことは何も言っていないし、
だからこそ、本人は忘れているのですが。
普段の言葉って大事なんだな、と教えてもらった気持ちです。

そんなこと言うから、泣けてくるじゃないですか〜
前髪、もうちょっと切っちゃっていいですよ、特別に〜!!

桜。桜。桜。 (2).jpg

前髪もすっきりして、3月をはじめます。

2018年3月 3日

THE GREATEST SHOWMAN

greatest showman sound traks (1).jpg

先の平昌オリンピックの
フィギュアスケートのエキシビションでは
圧巻のフィナーレをかざったダンスで
"This is Me"が使われていました。

THE GREATEST SHOWMANの主題歌
This is Meを手がけたのは
「ラ・ラ・ランド」で去年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞を
ダブルで制したベンジ・パセックとジャスティン・ポールの
コンビです。

一途な愛と19世紀のエンターテインメント界に生きた
実在の人物、P.T.バーナムの人生を描いたミュージカル。
「ラ・ラ・ランド」と共通するのは
オープニングの圧巻。いつも映画開始のギリギリに
入るという方は、余裕をもって着席するのがおすすめです。

2018年3月 4日

apple pie すがわら (1).jpg

2018年3月 7日

背中

去年の3月11日に発行された一冊の本があります。
「南三陸発!志津川小学校避難所」という本。

南三陸町の志津川小学校避難所は
震災当日から59日間に渡り、自主運営された避難所です。
この本は、避難されていた方が書き留めたノートと、その後の
インタビューを経て書かれた、記録の一冊なんです。

3月11日から、「さよなら、避難所」の
タイトルが付けられている5月8日まで毎日の記録が記されています。

避難所の自治会メンバーとして力を発揮されていたのは
志津川地区の老舗の商店のだんなさんたちだったんですね。
ふだんから地域のみなさんにとって顔なじみのメンバーだったわけです。

3月28日のページを開いてみますと
この日、志津川小学校の体育館では予定より16日遅れての
卒業式が行われました。

「子供たちのために」「卒業式という晴れ舞台を準備する」この大事な
目標のために、避難されていた500人もの町民のみなさんが
見事なチームワークを発揮されたエピソードがとても印象的でした。

混乱の中から自治会が結成され、
その後のさまざまな避難所での出来事を力を合わせて乗り越えて。
この一冊は志津川小学校に避難されていた方々から
未来へ送るメッセージとなっています。

「南三陸発!志津川小学校避難所」
明石(あかし)書店から発行されています。

登場人物はカタカナ表記で、主に下のお名前や
普段よばれているニックネームで書かれていまして、
わたしはそのうちの多くの方に取材を通して
お世話になってきました。

そのうちのお一人「タダヨシ」さんの言葉が
一番印象にのこっています。
それは302ページにある
「震災前のことって生まれる前の出来事みたいな感じなんです。
そして、現世は震災からはじまったように感じる」という言葉です。

志津川小学校避難所。本 (1).jpg

今週のみなさんぽは「タダヨシ」さんこと、
『一般社団法人 南三陸研修センター』
理事の阿部忠義さんにお話を伺いました。

阿部さんは南三陸町で生まれ、
子どもたちにも人気の
「オクトパス君」の生みの親でもあります。

阿部さんは町の職員として
長く産業振興にも力を尽くされてこられました。
震災時は志津川小学校避難所と町役場をつなぐ役割も
果たされ、
震災直後からは入谷公民館の館長さんを
勤められた経歴もお持ちです。

南三陸で活躍されている若い方々からの人望も厚く、
その背中を尊敬されている阿部さん。
そんな阿部さんご自身も尊敬する先輩がいます。
その方は"仕事は厳しく、職場は明るく"という
気持ちでお仕事をなさってきたそうで、
阿部さんもその精神を引き継ぎたいと思ってこられたそうです。
震災でお亡くなりになってしまった先輩のことが
いつも阿部さんの心にあるのだな、と感じました。

オクトパス君を手がける
南三陸復興ダコの会の目標を
"世界のオクトパス君に"
そして、南三陸研修センターの目標を
"南三陸町を日本一の研修フィールドに"と
教えてくださいました。

震災後のひととの出会いで積み上げてきたことが
つまっているという南三陸研修センター。
"歓迎する思いはもっているけれど
おいでになる方がそれ以上に
南三陸を好きになってくれてありがたい"と
いう阿部さん。
交流で、地域の活力を生んでいきたいと
奮闘されています。自然を守りながら発展させて
いきたいという思いも。
今後は、ものづくり学習館のような場所を、という
夢も描いていらっしゃるそうです。

南三陸研修センターは
地域振興やスタディツアーなどの
プロジェクトを行っていて
「いりやど」という宿泊施設もあり、
研修やもちろん、ビジネスユースや
プライベートの旅行の方まで幅広く利用されています。

南三陸町で活躍する若いひと、移住して共に働く若い方々のことを
"ものごとをすっきりさせて、ブランディングする力を持っている。
時代の流れを捉えて効率のよい発信の仕方をしていることが
すばらしい"と表してくださった一方、
"彼らがのびのびとパフォーマンスできる環境を
つくるのが私のしごと。
私の尊敬する上司はまさに、
私を守って好き勝手にやらせてもらった"とおっしゃる阿部さん。

アイディアマンと呼ばれ続けてきた
阿部さんの周りにも、頼もしいアイディアマンが誕生しているんですね。

"右腕になってほしいと思って
一緒に働きだすけれど、
それはもったいないなとおもって、それぞれ
やってもらうことにすると、
自分の雑用は一向に減らない"と笑っていらっしゃいました。

最後に、今年の3月11日、目標にする先輩に
どんな報告をされますか、とお尋ねしてみました。
インタビュアーとして、はじめてこのような聞き方を
させていただきました。
"相変わらず一生懸命やっているんだけれども。
もうちょっと地域に経済効果をもたらすような
実績を作りたいので、少し応援してと
お願いしたいと思います"


■□■南三陸ラーニングセンター(南三陸研修センター)■□■

■□■いりやど■□■

2018年3月 9日

50日

あと50にち (1).jpg

ARABAKIが東北に春をつれてくるまで
あと50日。

2018年3月11日

7年

0311 海とともにいきるまちで (1).jpg

海と共に生きる町で。

2018年3月13日

Toys Blood Music

toys blood music (1).jpg

2018年3月14日

ホワイトデー。2018 (1).jpg

See'sのロリポップ!
しかも"For Ladies"と書いて置いてあります。

ジムに行ったら、外国人の男性会員さんが置いていって
くれたのだそう。なんて粋な。
インストラクターの先生たちからもパイを
いただきました。みんな優しいですなぁ〜

2018年3月15日

旅立ちの春

別れと出会いの春をいくつも経験してきましたが、
今年は特に、わたしのまわりで
新たな場所へ飛び立つ方が多い春です。

いつか、恩返しができるようになりたいと
晴れやかな顔を見ながら。

出会いと別れのはる (1).jpg

2018年3月17日

オリンピックに続いてパラリンピックでの
日本人アスリートの大活躍が連日
報道されるなか、
今年も、宮城からオリンピックを目指す
子どもたちと会ってきました。

"みやぎジュニアトップアスリートアカデミー"は
5年前からはじまった事業で、
復興に向かうここ宮城の地で
トップアスリートの発掘をしていこうというもの。
毎回、多くの応募者の中から選ばれた小学生が
身体能力を高めるトレーニングやスポーツに関する知識を
学習したり、アーチェリーやカヌー、ライフル射撃など
なかなか体験できないいろいろな競技を体験することで、
競技を選択する幅を広げています。

アカデミーを修了したのち、すでにオリンピックを目指して
国際大会で活躍している選手もいます。

初年度から関わらせていただき、
オリンピック選手とのトークショーなどのインタビューも
担当してきました。

今日は平成29年度の修了式と30年度の開講式。
毎年、修了生の決意表明の作文にも感動します。

そして、今年は記念講演で
アテネオリンピック男子レスリング・フリースタイル
55kg級・銅メダリストの田南部力さんをお迎えしました。
"落ち込んでいる時はひたすら練習をする"
"目標を曖昧にしない"
トップアスリートの金言をまっすぐな心で受け止めた
ジュニアアスリートの皆さんのこれからの活躍に期待です。

2018年3月18日

三陸伝統芸能フェスティバル

陸前高田市にやってきました。
昨夜到着した時は、街頭も多くなく、復興工事が進むなかで
カーナビも追いついてない状況で少し迷ってしまいましたが、
朝になると、復興のさなかにある町を見渡すことができました。

もともと山だった場所を造成したという
高台につくられた陸前高田市のコミュニティホールには
"シンガポールホール"という名前がつけられていて
シンガポールからの寄付によって作られたのだそうです。

美術館のような外観ですが、中にはメインホールのほかに、
和室や会議室といった、地元の方々のサークルや寄り合いで
気軽に集えるようにと考えられ、設計されていました。

ロビーには、奇跡の一本松のレプリカも展示されています。

1本松。0318 (1).jpg

そんな、シンガポールホールを会場に行われたのが、
「三陸伝統芸能フェスティバル」。

釜石虎舞からはじまって、百姓踊りに、盛岡さんさ踊り。
鬼剣舞(おにけんばい)に太鼓の演舞と、
岩手の伝統芸能の層の厚みを感じる1日になりました。

去年、東京で保育士をしている友達が
虎舞を見て感動し、習いにいって、子どもたちの運動会の
出し物として採用した、という話をきいていました。
私も、初めて見た虎舞に感動。
笹を喰む姿の躍動感たるや。

さんさ踊りは見ているひとを笑顔にして。
(舞台袖から一枚。)
さんさ踊り。0318 (1).jpg

中野七頭舞(なかの・ななずまい)は岩泉町中野地区に
伝わるもので、演舞の種類も多く、場面展開も鮮やかであり、
使われる道具も多岐にわたるだけに
天保時代から受け継がれてきたことの重みを感じました。
しかも、メンバーの多くが中学生というから驚きました。

それぞれの熱演と、あたたかいお客様の中で、
いわての芸能の粋が集う一日でした。

2018年3月20日

トランシーバ・デート

きいちビール (1).jpg

2018年3月21日

春のお彼岸

20180321暑さ寒さも (1).jpg

2018年3月26日

陽射し

今シーズン最大のくしゃみ回数を
記録しております。

そんなに花粉と闘いながらも
外を歩きたくなる陽気です。
20180326sansan (1).jpg

コーヒーのフィルターに、ビスケットサンド♡
SATAKEさんのアイスコーヒーが
とびきり美味しいです。

2018年3月27日

昨日一日、鼻をかみすぎたようです。

朝、鏡をみて、鼻を中心にしたエリアが
パサパサ、いえ、パッサパサになり、
日焼けした後のように
皮がめくれているではありませんか。

こういう日に限って、
久しぶりの人に会ったりして。

ひぃ〜。鼻を、鼻をどうか見ないでください!!

【解禁】
大事にストックしておいた高級ティッシュを解禁。
鼻セレブ。解禁。 (1).jpg
"花粉を水に変えるマスク"も気になっています。

2018年3月29日

みなさんぽ

2016年4月から2年にわたってお届けしてきました
「みなさんぽ」は250人もの方々に
ご出演いただきました。

最終回は、お世話になった方、ご出演いただいた方から
最近お会いした方まで、南三陸町のみなさんの
声をフラッシュで。

"南三陸町は●●な町です"という言葉の
バリエーションでも、魅力が伝わってきます。

そして、最終回は佐藤仁町長に
お話を伺いましたが、
佐藤町長には、いろいろなタイミングで
ご出演いただきました。

"うちの町はひとが素晴らしいから、
どんどんひとに会いに行ってね"という
町長のお言葉が番組作りの指針をくださったと
思っています。

この2年の出会いは私にとっても宝です。

信頼と思いやりを何よりも大切にする多くの方に
お会いしました。
新しいアイディアや新たな仲間に敬意をもって接する
素晴らしいリーダーの方々。
おもてなしの心が全身からあふれている女将さん。
年下だけど、先輩っ!と呼びたくなるような
熱い気持ちをもった若いひと。

番組は終わってしまいますが、
ご縁はこれからも続いていきます。

番組を一緒につくってくださった
南三陸町のみなさん、ありがとうございました。
また、南三陸町役場の各セクションのプロフェッショナルの
みなさまにも、本当にお世話になりました。
観光協会のみなさん、南三陸研修センターの皆さんは
いつも心強い存在でした。

そして、番組を聴いてくださったリスナーのみなさん、
応援してくださった南三陸町ファンのみなさん
ありがとうございました。

最後に手前味噌ではありますが、
制作スタッフのデイレクター髙橋さん。
南三陸町で一緒にかけめぐってくださった
阿部さん、浅野さん、佐藤さん、安藤さん。
素敵なチームでいられたこと、心から感謝します。

【ありがとうギョざいます】

さかなクンとの出会いにも感謝ー!
ありがとうぎょざいます! (1).jpg

2018年3月31日

花咲く

昨日、仙台でソメイヨシノが開花しました。
平年より12日も早くて、1953年の観測開始以降
2002年の29日に次ぐ2番目の早さだそう。

個人的には、2002年は地元を離れていたので、
生まれてこのかた、仙台で3月に桜の開花を
聞いたのは、はじめてです。

桜のつぼみがふくらんで、開花までを待つ期間が大好きで、
東北に生まれてよかったなぁと思う時期なのですが、
今年は早すぎて、なんだか、もったいないような気持ちにも
なってしまいます。

もっと、もったいぶって...咲いていいのに!笑

桜祭りの関係者の方々は慌てているでしょうね。
大学の入学式の頃は満開、
小中高校の入学式の頃は桜吹雪の中の写真が撮れるかな。


【Yellow】
水仙。黄色ブームが毎年 (1).jpg
毎年、桜の前に、黄色ブームがやってきます。
最初は大好きなミモザ、
だんだんと花壇の水仙へ。

こっちも黄色。
yellow.ahiru (1).jpg

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