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三陸伝統芸能フェスティバル

陸前高田市にやってきました。
昨夜到着した時は、街頭も多くなく、復興工事が進むなかで
カーナビも追いついてない状況で少し迷ってしまいましたが、
朝になると、復興のさなかにある町を見渡すことができました。

もともと山だった場所を造成したという
高台につくられた陸前高田市のコミュニティホールには
"シンガポールホール"という名前がつけられていて
シンガポールからの寄付によって作られたのだそうです。

美術館のような外観ですが、中にはメインホールのほかに、
和室や会議室といった、地元の方々のサークルや寄り合いで
気軽に集えるようにと考えられ、設計されていました。

ロビーには、奇跡の一本松のレプリカも展示されています。

1本松。0318 (1).jpg

そんな、シンガポールホールを会場に行われたのが、
「三陸伝統芸能フェスティバル」。

釜石虎舞からはじまって、百姓踊りに、盛岡さんさ踊り。
鬼剣舞(おにけんばい)に太鼓の演舞と、
岩手の伝統芸能の層の厚みを感じる1日になりました。

去年、東京で保育士をしている友達が
虎舞を見て感動し、習いにいって、子どもたちの運動会の
出し物として採用した、という話をきいていました。
私も、初めて見た虎舞に感動。
笹を喰む姿の躍動感たるや。

さんさ踊りは見ているひとを笑顔にして。
(舞台袖から一枚。)
さんさ踊り。0318 (1).jpg

中野七頭舞(なかの・ななずまい)は岩泉町中野地区に
伝わるもので、演舞の種類も多く、場面展開も鮮やかであり、
使われる道具も多岐にわたるだけに
天保時代から受け継がれてきたことの重みを感じました。
しかも、メンバーの多くが中学生というから驚きました。

それぞれの熱演と、あたたかいお客様の中で、
いわての芸能の粋が集う一日でした。

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2018年3月18日 23:51に投稿されたエントリーのページです。

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