仙台市内では今日から学校がスタートして、
街にいつもの風景が戻ってきました。
この夏、仕事の打ち合わせで
鶴岡から仙台までの高速バスを利用した際、
夏休みの少年と通路を挟んで隣になりました。
パッと見た感じ、小学2年生くらいかしら。
楽天イーグルスのキャップが似合っています。
手にはライオンのぬいぐるみを携えて乗ってきました。
膝に乗せて、たまにぎゅっと抱きしめて、
でもおやつに手を伸ばす時は
ぞんざいに放り投げられるライオン。
なぜか、時々、片手を反対の手の袖にいれて
コサックダンス的動き。
バスの座席ポケットに入っている"緊急時のお願い"を
真剣に読み出したかと思ったら、深いため息。
そして、ゆっくりとリュックからタブレットを取り出す平成の少年。
小学生男子は横目で見ていても不思議がいっぱいです。
仙台駅前につくと、出迎えた
お母さんに"これおばあちゃんから"と紙袋を渡す少年。
おばあちゃんちから無事戻ってきたんだね。
私にとっては単なる"移動"だったのですが、
少年に夏休みの気分をわけてもらった出来事でした。
小学校の先生をしている友達がニコニコ言っていました。
"やっぱり夏休み明けの子どもたちって、同じなんだけど
でもなんか違うよね"