先日、蛍の舞う景色に会いました。
居合わせた、青葉山ホタルの会の方に、
昭和30年ごろまで、市内中心部にある
お家の庭まで飛んできていたことを教えてもらいました。
蚊帳の中に入れてみたり、
ネギの中に入れてネギトーチ!?にして子どもの頃遊んだそう。
"そんなことしても、怒られなかったくらい
たくさん飛んでたんだよねぇ"とおっしゃっていました。
ホタルの会のみなさんは、ホタルの幼虫や幼虫の餌になる
カワニナを放流したり、一年を通した環境保全活動をして
こられました。6年前から蛍が見られるようになり、
今年が一番多く飛んでるそう。今はゲンジボタル、もうすぐ
平家蛍も飛ぶそうです。
雨が降った次の日、20度以上の気温が、よく見られる条件です。
呼吸するように点滅する光と、トランポリンの上で跳ねるような
軌道を、目の奥に焼き付けてきました。
ホタルの会のみなさんが大事に育ててきた水環境と空間環境に
招かれたホタル。
出会ったら、そっと見守りたい景色です。