"いっしょに苦労した仲間はとくべつ"
いつか出会ったおじいちゃんは、戦友のことを
そんなふうに言っていました。
つらいことを、苦しいことを、もう二度と
味わいたくないという思いも、
その後の友情によって、
人生の宝にしているんだなとその時の私は
表情や言葉選びから、感じ取ったものです。
おじいちゃんが味わった苦しさと
比べるようなものではないけれど。
きっとどんな時代も、それぞれのやり方で
みんながんばっていて。
私にも、一緒に前を向いてくれた仲間がいるなぁと。
こんな時間が、ときどきは必要で、
こんな時間のあとには、電話したくなる仲間が
いることもありがたいなと思います。