想像力
街は粛々と動いているように見えます。
みんなマスクをして、しゃべらずに、
ひととの距離をとっている日常。
そんな街に生きているから、
懸命にプロの仕事をしてくださっている
医療関係者の方々の家族が
差別などでつらい思いをしているなんて
信じられないというのが正直な思いです。
そんなことってあるの、この世の中でと思ってしまう。
そして、絶対にあってはいけないと思います。
いま、わたしたちには、情報を選ぶ力とともに、
想像力が試されていると思います。
医療に携わるひと、
介護の仕事をしているひと、
食べ物をつくるひと、
それを買えるようにスーパーで働いてくれるひと、
物流をささえるひと、
交通機関を動かすために働くひと。
そのひとたちがどんな思いで働いているかを
想像する力が必要で、
想像できれば、自分がどういう行動をしたらいいかに
つながってきます。
行動するときの時間を考える、
ものの買い方を考える、支払いをスムーズにする。
そして、目に見えないウイルスだからこそ、
想像力を働かせて
この手にはウイルスがついているかもしれない、
もしかしたら、もっているかもしれない。
対面に座っているひとは、持病があるかもしれない。
思いつく限りの「かも」を想像して、
防いでいく。
地道に、慎重に続けていきたいです。