脳科学の本を読んでいると、
人間の不思議をちょっとだけ、
紐解いた気持ちになります。
コロナ禍で、マスクが必須ないま、
へぇ〜と思ったのが
「ウソは目でバレる」という項目。
人が作り笑いできるのは表情を作る筋肉(口元や頬など)を
"意図的に"動かすことができるからであり、
この事実は「人は表情で嘘をつくことができる」ことを
意味するのだそうです。
でも、なぜか嘘っぽいな、と人は気づきますよね...
そう、目でバレる。
目の周りの筋肉は意識的に制御できないから、
「目が笑ってない」という現象が起こるのだそうです。
そして、「目を見て感情を知る」能力についての面白い結果がひとつ。
女性は、女性に対しても男性に対しても
その能力が同等に発揮されるそうですが、
男性は、女性(異性)の場合にのみ、苦手であるという
結果がでているのだそうです。ほほう・・・
狩猟の時代、男性同士のコミュニケーションが大きな意味を
持っていたことの表れではないかと、本の中では
分析されていました。
表情がたとえ作られたものだとしても、社会人同士、
顔全体の雰囲気で
ニュアンスを読み取ろうとすることは大いにあります。
マスクをしたままの顔で会話をするとき、
脳のコンピューターには普段より負荷がかかって
いるのかもしれないですね。
そんな時は目をじっと... って怖いか。