12月
あっという間に12月。
みんなが大変だった一年も、
終わりよければ。
だからこそ、ちょっと丁寧にをこころがけて
すごしていけたらいいな。
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あっという間に12月。
みんなが大変だった一年も、
終わりよければ。
だからこそ、ちょっと丁寧にをこころがけて
すごしていけたらいいな。
もふもふしたものに包まれていたいふゆ。
毛玉とのたたかい。
にゃんこブラシでお手入れを欠かさず。
かかりつけのクリニックに、
例年と同じ時期に予約しようと思ったら
年内分の予約が終わりましたと言われてしまった
インフルエンザの予防接種。
それでも、キャンセルが出て、先日
受けさせてもらうことができました。
今年は、滞在時間を短くする工夫なのか、
3つならんだベッドに、名前を呼ばれた
3人がそれぞれ腰掛けて先生を待つスタイル。
先生到着のおよそ2分前を見計らって
看護師さんから
「左手を腰にあててお待ちくださぁい」
との指示がありました。
私の前のベッドに腰掛けたお父さんは
「人生初」のインフル予防接種とのこと。
その背中から緊張が伝わってきます。
そして、小声で何かぶつぶつ言っている...
先生到着までの手を腰にあてている時間が
とても長く感じられます...
ついに先生がやってきて、
3人の最後尾に座った男性に「はい、ちくっとします」と
声をかけた瞬間、明らかに最前列のお父さんの
背中に走る緊張のピーク!
それをみた真ん中の私にも緊張が移ったとき、すぐそばで先生の声。
「はい、ちくっとしますよ〜」
(いででででで〜)
はぁ〜。
これまでで一番痛い予防接種だった...
3人並ぶこのスタイルは、チーム分けが鍵(たぶん)。
もしくは、周りに惑わされない強靭な心が
大事なのだと感じた今年の予防接種でした。
お茶でもあり、スープでもある、
「出汁の茶」。
鰹節や昆布や椎茸のうまみを
緑茶でまとめているのだそう。
おいしさに、びっくり。
小腹が空いた時用にとっておきたいけれど、
あっという間にいただいてしまいそうです。
世界各地で子どもたちが
心配しているそうです。
でも。
イタリアのコンテ首相は、
「彼には、特別な申請書があるから大丈夫」と表明。
イギリスのジョンソン首相は
「彼が素早く安全に行動すればリスクがない」との見解。
アメリカの国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は
「彼には生まれつき免疫がある」と太鼓判。
EU議長国のドイツの報道官は
「彼は必要不可欠な労働者であることから
コロナ対策の移動制限から除外することで加盟各国が合意」とツイート。
すべてがひっくり返ったような2020年だけれど。
よかった、クリスマスとサンタクロースは
今年もちゃんとやってくる。
難しくないけれど、充実感のある、
ローストビーフ。
失敗すると、がっかりが半端ない
ローストビーフ。
しっとり、良い具合にできました。
葉牡丹のリースを今年はよく
見かけた気がします。
庭には、冬がきたなぁと感じる寄せ植え。
有名人で、誰と一緒の誕生日?の質問。
"わたし、ノストラダムスと一緒!"
これ以上の答えには出会ったことがありません笑
ひとりでいたいような、ひとりではいられないような
そんな気持ちになる12月14日です。
ご実家の棚には、お誕生日にわたしがスタジオで撮った、
先輩の微笑む写真が飾られています。
わたしにとっても大事ないちまい。
彼女だったら、どうするかな?なんて言ってくれるかしら。
そんなことを時々考えます。そしていつも、仲間たちの心の中に。
もみじに降り積もった雪がきらきら。
ついに、ふゆがやってきました。
たいせつな友達それぞれの、フォントを味わいながら
高校の委員会の黒板や、デスクにおやつと一緒に
置かれたメモや、原稿に添えられた付箋の文字を
思い出したりしています。いつも、わたしを
励ましてくれた優しいフォントたち。
手書きの文字って、いいですよねぇ。
夕方の県内ニュースをみていたら、
年賀状の受付開始を報じていました。
映し出されたのは仙台中央郵便局の映像。
私が中学生くらいの頃だったか、
「今日、県内の郵便局でも一斉に年賀状の受付がはじまりました」
というニュースで、塩釜の郵便局にならぶ人の最前列に
母方のおじいちゃんを発見したことがありました。
「あ!おじいちゃんだ!!
おかーさん!おじいちゃん並んでるよ!!」
というシーンを毎年のように思い出します。
ゆっくりと特設ポストに進むおじいちゃん。
おじいちゃんの手元を追いかけるカメラ。
丁寧に投函するおじいちゃんの手元。
おじいちゃんの筆跡もこれまた素敵フォントであり、
穏やかな人柄そのままの字でした。
字は簡単に真似できるものではないけれど、
年賀状受付初日に出せるくらい、わたしも余裕をもって
丁寧に書こうと思うのですが、まだ印刷のデザインさえ決まっていません。
おじいちゃんに似たらなぁ〜なんて思いながらニュースを見ていると、
テレビ画面にふと知っている顔が...
あ、母方のおじさん!
ゆっくりと特設ポストに進むおじさん。
おじさんの手元を追いかけるカメラ。
丁寧に投函するおじさんの手元。
受付初日の投函が、受け継がれている...
年賀状の投函は、お早めに。(はぁい)
本格的な積雪。
しっかり、冬がやってきました。
暖冬だった去年は、うっすら積もるくらいだったので、
2年ぶりに雪の上を踏みしめます。
数分歩いて思い出す、そうそう、この感覚。
2年ぶりの"すべらない歩き方"で歩いたから、
明日はふくらはぎあたりが、筋肉痛かもしれない...
普段であれば、少しくらい熱があっても
声さえ出れば仕事に行くでしょうし、
仕事が終わった途端、熱が出て、でも一晩寝たら
元気になんてこともあります。
変な言い方になりますが、
今年は、"普通の風邪"をひけない、という
緊張感がありました。できうる感染症対策はもちろん
尽くしていたけれど、熱がでてしまったら、
もうストップしちゃう。
どれだけ影響がでるかを考えていました。
周りの方にお世話になりながら、助けられながら、
一年元気に仕事ができたことに感謝する気持ちと、
ほっとする気持ちです。
夏頃から、新卒のディレクターさんと仕事をしています。
一生懸命であり、丁寧であり、私も背筋が伸びる思い。そんな彼の
マスクをとったお顔を、つい最近になって
ブース越しに(飲み物を飲むタイミングだったか)見ました。
そう、歓迎会ももちろんできないまま、年を越してしまうわけです。
だいぶ遠くなったけれど、新人の頃を思い出してみれば、
周りはみんな親切だったけれど、それでも慣れないことばかりで
仕事の楽しさをまだ見つけられるまでにはいかなくて。
失敗して、怒られて、仕事が終わらなくて、の日々。
大好きな音楽が近くにあったからやってこられたと思うし、
帰省することと、学生時代の友達に会うことを楽しみにしていました。
彼は、「帰省」も「友達に会う」もせず、今年がんばってきたんだよなぁ。
感染が少し収まっていたころに、県外の両親がちょっと
会いにきてくれたんです、と聞いた時、
「よかったね〜」とウルウルしてしまいました。
私が新人のとき上司から「老婆心ながら」という手紙を渡されたことがあり
その時はじめて「老婆心」という言葉を知ったのですが、
いまのこのきもちが「老婆心」というものなのではなかろうか...
ウルウル...
コロナが収まったら、延び延びになった分も
仙台のおいしいもので歓迎会をしたいと思います。
見える我慢も、見えない我慢も。
きっとそれぞれが味わったことのない大変さをかかえながら
向き合った1年だったと思いますが、
いつかこの経験が底力となることを信じて。
今年も一年ありがとうございました!
【コーヒー納め】
誰かとお茶するなんて、数えるくらいだった今年。
一杯一杯のコーヒーがとてもおいしく感じました。
笑われるだろうなと思いながら
「こんな美味しいコーヒーのめてしあわせだと思う」と言ったら、
友がわたし以上に、しみじみした表情でした。
しそ巻きにもハッシュタグが付く時代。
串に18個のしそ巻き。
扇のシールが年末感を醸しています。
"元気でいるかな"
"元気でいてほしいな"
会えない分、
そんなことをいつも思っていた2020年も、
残すところあと数時間になりました。
今年を振り返ると、誰と話す時にも
二言目には「コロナ」がでました。
人がひしめく映像をみて、考えてしまったり。
マスクをしていないドラマで距離感が
気になってしまったり。
外でくしゃみが出た時にドキッとしたり。
家で過ごす年末年始は、ずっと占領されてきた思考を、
いっとき、手放してみるのもいいかもしれません。
そして、やれないことを今は数えずに、
手の中にある良いことを心に灯すことで、
パワーチャージできたら。
そして、強く思います。
大変なことのあとには
いつだってきっと良いことが、と。
2021年が明るい年になりますように。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
【子→丑】
干支の引き継ぎ式の様子。
まごころのひとが届けてくれたのは
真工藝さんの干支のぬいぐるみ。
すてきな、てしごと。
今年いただいた親切を
来年にちゃんともっていくよー!