2月は10日違いで両親の誕生日があります。
教員としてチョークひとつで?!
わたしたち姉妹を育ててくれた父と、
骨太でじょうぶな体をつくってくれた
母のごはんには、大人になればなるほど
感謝しかありません。
家族だけで、小さなお祝い会。
"お祝いはいいわよね、ほんとお祝いはいいわよね"と
何度も言いながら
女将さんが、仙台七夕の余った和紙で
作ったというお雛様を
"女の子"だけにプレゼントしてくださいました。
その瞬間、わたしの頭の中の声に重なるように
妹が "あ、おばあちゃん"とつぶやきました。
母方の祖母がその場にいるような気持ちになったのです。
手が器用だった祖母は天国に行く前まで
たくさんの手作りのものを手渡してくれました。
去年は仙台七夕も中止になり
がっかりしたという女将さん。
"今年は...ね"
そうですよね。祈る気持ちですよね。