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2021年5月 アーカイブ

2021年5月 1日

5月1日

直前に開催中止となった東北の春フェス
ARABAKIを応援する配信ライブを見ました。

アラバキは一年で一番楽しみな週末だし、
アラバキからはじまるカレンダーが
自分の中にあります。
大好きなバンド、アーティスト、
会場で再会できるひとたち、
そして桜の花びらが風に舞うステージ。

アラバキは全国のフェスに先駆けて行われることから、
今年の台風の目となりそうなバンドをここで見つけて
その後の飛躍が楽しみになったりしますが、
今年に限っては、
コロナ対策の模範となるんだろうと思っていました。

これまで本気で準備されてきた方々の思いを考えて
苦しくて仕方なかったけれど、
今日の配信をみながら
音楽というフィールドで魂を
ぴかぴかに磨き続けているミュージシャンたちの
力を思い知らされました。

ARABAKIならではのコラボステージの一端も披露されて、
GTR祭が夢のステージということを再確認。
鉄壁のハウスバンドを前にめくるめくゲストが
染めていく景色。民生さん。吉井さん。
クハラさんのドラムでラズベリー!

TAKUMAさん&Donnyくんのピアノも聞けた!
さわおさんは選曲にも励まされる
"Funny Bunny"と"Fool on the planet"

堂島孝平さんとまちゃまちゃさんのMCも超素敵。
さすがの親善大使としてオーディエンスを
つなげてくれました。

やさしくつよく、ユーモアをもって。

来年は風にふかれて、会えますように。

2021年5月 3日

カレイ

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実家のご近所さんからいただいたカレイ。
お父さんが釣ったばかりの、ぴちぴち。
半分はお刺身でもいただきました。美味!

2021年5月 4日

みどりの日

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2021年5月 6日

地図

旅ができない日々の反動は
セレクトする本にも表れているなぁと
思うのですが、ついに、こんなノートパッドを購入。

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地図のゼンリンが出している文具シリーズは
正確なデータをもとに、その街にまつわる
テーマを地図の上に表現したもの。
発売当初から気になっていました。

金沢は「和菓子」
那覇は「沖縄そば」
表参道は「ファッション」というように
テーマが設定されています。

仙台は、「街路樹」。

定禅寺通や青葉通には「KEYAKI」
愛宕上杉通・広瀬通の「ICHOU」
青葉通りから広瀬通にかけての
東二番丁通は「HANAMIZUKI」
南町通は「TOUKAEDE」...

いつか遊びにきてね!の思いと一緒に
届けるのもいいかも。

2021年5月 7日

アーチ

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本町家具の街から、広瀬通に抜ける緑道はいま、
モッコウバラの季節。
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アーチをくぐれば、昭和生まれの頭の中に流れ出す
チェンバロはずむあのイントロ。
鼻うたが始まる頃にはもう、広瀬通です。
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答え:キャンディキャンディ のオープニング
(理由:この先にキャンディとアンソニーが居そうだから)

2021年5月 8日

imagine

池江璃花子選手の発信に心を痛めているひとりです。

もちろん、池江選手に直接、代表辞退をお願いするなど、
筋違いであることは誰の目にも明らかですが、
際立つ存在であるからこそ、池江選手に
自分の意見を代弁してもらいたいと思うひとも
現れてしまったのかもしれません。

でも。

たとえ、そんな考えが頭に浮かんだとしても、
書き込む前に少しでも、池江選手の思いを
想像することができたなら。
大変な病気を克服して挑戦しようとする思い。
その若さで期待を背負うことのプレッシャー。

言葉で人を安易に傷つけないために、
想像力をちゃんと働かせていきたいものです。

先日、長くオリンピック選手を支える仕事を
してきた友と話す機会がありました。
選手のためにも、そうそうに東京オリンピック・パラリンピックの
開催についての判断基準を明確にするべきだという話をしていました。
トップ選手にとって1年、気持ちを切らずに練習を続ける、
調整することがどんなに大変なことか、その言葉にも
込められていると思いました。

2021年5月 9日

母の日

高校時代からの友達が言ったことば。

『子どもの頃、お母さんが"大丈夫"っていうと、
心から安心したけど。
いま、お母さんに"大丈夫"って言われると
心配になる』

その気持ち、よく分かります。
『大丈夫』が口癖のお母さんも多いはず。
大丈夫とばかり言っていないで、
頼ってほしいなと思うけれど、
たぶん『大丈夫』と言い続ける気がするので、
娘としては、空気を読む、顔色を読む、行間を読む、
いろいろ読む力をつけていきたいと思います。

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THANK YOU ALWAYS!

2021年5月10日

すずらん

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お庭に咲いていたものなので、と
いただいたすずらん。
香水みたいに、いい香り。

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2021年5月13日

おことば

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深い......のかな?!

2021年5月14日

文具の博覧会

コロナ禍でひとつだけ、進化した
お役立ちスキルは「さっさと選ぶ」。
優柔不断とばかり言っていられない状況ですものね。

しかし、ここの前では、足がとまってしまいました。
私「滞留時間、最長ですか?」
お店の方「全然、もっといらっしゃいます笑」
私「(声を出さずに表情で)迷う〜」
他のお客さん「(声を出さずにうなずいて)分かる〜」
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藤崎さんの7階催事場で行われている
「文具の博覧会」。
入り口にはカラフルな箱を集めたブースがあり、
マスクの中で、一気に鼻息が荒くなるのを感じます...

その少し先に、封筒を3枚、便箋を10枚選んで
セット販売するスタイルのお店がありました。
さっそく足がとまってしまったのはこちらの前です。
素敵な「紙」の数々を前にして、
紙に穴が開くんじゃないかと思うほど
見つめて、見定めて、選びました。あ〜なんて楽しい!

会場にははじめて見るお店やブランドも多く、
レターセットに一筆箋、はがきや包み紙、
海外のデザインペーパー、ポチ袋、紙袋。
さらにははんこ(スタンプ)やシール、
マスキングテープも豊富です。
周りを見渡しても、会場は
静かな高揚感にあふれていて、
それぞれのブースの方も、迷いまくる
お客さんに声をかけず優しく見守っています。

紙好きの紙好きによる紙好きのための。
素敵な博覧会でした。

2021年5月15日

風薫る

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青葉まつりだったはずの週末。
どこもかしこも、花と緑の季節。

2021年5月18日

202020&55STONES

代わりのきかないもの、
置き換えることができないもの。

心のタンクがいっぱいになるのを感じながら
この公演が開催されるためにあった
すべてのプロフェッショナルの力に
感謝せずにいられませんでした。

斉藤和義さんのライブツアーは
2枚のアルバム名をそのまま冠して
「202020&55 STONES」。

アルバムを出して、ツアーをしてという
スタイルをずっと続けてきた和義さんなので
2枚分の新作アルバムがあってのツアーというのも
はじめて。
聞き込んでいたアルバム曲。
まってたんだという感覚で満たされていきます。

自作のギターをふくめ、
いつものように次々に登場するギター。
そして、鍵盤からはじまった大好きな曲は
せつなさとすばらしさでマスクの中で
窒息しかけました。
会場ドアを開けての"換気タイム"は
らしいトークで埋めて...笑

今夜も披露された「2020 Diary」はまさにコロナ禍でうまれた曲。
この曲をはじめて聞いた時、名曲「歌うたいのバラッド」の
中にある"本当のことはうたの中にある"というフレーズが浮かびました。
和義さんはいつも歌の中で、怒ったり、なぐさめたり、
代弁したりしてくれているから。変わらずに。

「楽しんでってね」じゃなくて
「楽しませてもらいまーす」と
いつも言う和義さんだけれど
今夜は「楽しんでいきましょ」とメッセージ。

長い長い長ーい拍手に会場中の気持ちが込められていました。

アーティストも、チームも
いつも以上に体調に気を使って
大変な旅だと思います。
待っているひとたちの生きる力のためにも、
音楽の旅が無事に続いていくことを心から祈ります。

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2021年5月22日

REMO-MIMO

青葉を洗うような綺麗な雨が降る土曜日、
遊佐未森さんの配信ライブREMO-MIMOを
アーカイブで観ました。

ふんわりした雰囲気をまとって
軽やかに登場する未森さん。
綺麗だなぁ。可憐だなぁ。

ミューズ、という言葉が自然に浮かぶのですが、
その声は透明感ときらめきにあふれていて。
伸びやかに地声とファルセットの間を行き来しながら
画面越しにでも、幸福感で包んでくれました。

6月にリリースされるアルバム「潮騒」からも
数曲披露されました。アルバムではストリングスが入った
曲たちということですが、
ライブバージョン(ギター、ドラム&ピアノ)もすばらしく。

「ルイーズと黒猫」は映画を1本観たような、奥行き。

ライブを観終わって、全身浄化されたきもちです。

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2021年5月25日

Lettre de la France

先日、Date fmのスタジオ宛に
思いがけないお手紙をいただきました。

それはフランスからのエアメールで、
お名前と、石を掘る手元が映し出されたシールが
封筒の裏にはってあるのをみて、すぐに思い出しました。

差出人はフランス在住の彫刻家である
井上佑吉さん。
2009年の夏休みに初めて訪れた沖縄での出会いが
鮮やかに蘇ってきました。

名刺交換などしたわけではなかったのに、
このブログをたまたま目にする機会があったそう。
お手紙には、震災の後にもこのブログを読んでくださった
ことも記されていました。

■□■沖縄旅■□■


2009年の夏、沖縄では新型インフルエンザが
流行っていて、コロナ禍でふと思い出すこともありました。
旅行そのものも迷い、仕事先の方に相談したこと、
帰ってきて潜伏期間をおいて番組に復帰したこと、
沖縄でも、そもそも観光地は少なめにして
マスク姿で観光したことなども思いだされます。

その頃とは比べものにならない事態で、
旅することが遠いいま、
なんだか、過去の旅からプレゼントをもらった気持ちです。

井上さんの文章も、文字も、さすがアーティストだなぁという
趣きで何度も読み返してしまいました。

そのお手紙の終わりには
向田邦子さんの著書「男どき女どき」の
解説を書いた画家・風間完氏の言葉が添えられていました。

『しかし人は生きている限り、たとえ偶然のめぐり合わせにせよ、
出会った人々やその作品からうけた感銘というものを大切にする。
それはその人の生涯の大切な宝でもある』


【アトリエ!】
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まるで、お城のようです。
元僧院で、芸術家のために改造されたという
井上さんのアトリエ。

2009年に一緒に沖縄を旅した友と行ってみたい!
新たな夢ができました。

2021年5月23日

乾杯に

一緒に呑みたいけれど、という気持ちをこめて
カジュアルなワインや日本酒を手渡したり、
送ったりすることがこの一年特に増えました。

ラベル(エチケット)で選ぶこともあるけれど、
信頼できるお店のひとに教えてもらうのが一番。

筍料理に合わせて、とか
仲良し母娘の乾杯に、とか
週末、しあわせになれる1本とか。

お店のひとも楽しみながら教えてくれるのがわかると
ファンになっちゃいますが、
お酒を選ぶのって選曲に似ているなぁと思います。

前後の並び、届けたい人の顔、曜日と時間帯。
季節、天気、気温。
いい時間になりますように、と心の中で祈りながら。

【いつかのワイン会】
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詳しいひとがあれこれ話しているのを
聴くのもたのし。いつかまたこんな機会が。

2021年5月26日

まあるく

録音でおじゃましたスタジオで、
ひととひとのつながりを
感じることがありました。

移り変わりや出入りの多い業界でもあるから、
めぐりめぐってお世話になったり、
長くお世話になっている方に恵まれているのは
本当に幸せなことだと思います。

ひととひとの縁はまあるく繋がっていきますね。

【皆既月食】
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夜の散歩。
ビルと雲の切れ間で足をとめて、空を見上げるひとたち。

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