2012年にリリースされた
THE BACK HORNのアルバム
「リヴスコール」をフィーチャーして、
ストリングス・鍵盤とともに届ける
ライブの仙台公演。
バンドサウンドと弦楽四重奏があいまって
重厚な、スリリングなライブでした。
BACK HORN曲ならではの"混沌"を、"生命力"を、
強調していくような弦楽のアンサンブル。
親和性が高いってこういうことなんだなぁ。
2011年3月に配信でリリースされた
「世界中に花束を」は、いつ聞いても
ぎゅっと心臓をつかまれるし、
はじめて聞いた時の思いが、そっくりそのまま蘇ります。
10年経って、また思いも重なって、
バンドの説得力も増して。この曲はどんどんすごくなっていく。
フラットな気持ちでライブ会場にいたいと
思っていたけれど、待っていた分も、
そしてリヴスコールがやっぱり特別な一枚であり、
くしくもコロナ禍に響いていることの感慨もあって。
MCを聴きながらそれは、観ているほうだけじゃないと確認しました。
いいライブを見ると、
バンドっていいなぁ、と
シンプルな思いに立ち返ります。
そして、理解者のような
音楽がそばにあることって、なんて心強い。
精一杯背伸びをして、拍手。
ライブ不足でなまったライブ筋がすでにピキピキしています。
【GIGSの消毒スプレー】
NICE!