先日、斜めに流していた前髪を少しだけ、
まっすぐ下ろすように切ってもらいました。
シースルバングかつ、うざバングってやつですかねぇ。
美容師さんの「けっこう、スタイリング手間かかりますよ」
という言葉通り、
自分でやってみると時間がかかります。
乾かして、前髪を斜めに流す分と分けてから
まっすぐ下ろす分をコテで巻いて...
おでこのやけどに注意しながら立ち上げるように...
最後は手に馴染ませたワックスとオイルで束感を作る...
ラストはそのまま遠くからのケープでキープ!
切るときに言われましたが
長さもだいぶ長いままにしないと
形がきまらないそうで(たしかに!)
目のまえが、ウザい!いずい!
こんなめんどくさいことやってたんだね、
世の中の女子は...
美容師さん曰く「若い子たちの前髪に対するこだわり
すごいですよ、切らなくていいとか言われますし」
はぁ?えぇぇ?
プロに対して自分でやるから切らなくていいとか
意味がわからないけれど、
でも振り返ってみると、私も前髪に時間をかけていた
時代がありました。
シースルーバングの元祖は80年代と
言われるそうですが、
バブルの時代に流行ったとされる
「とさか」「すだれ」スタイルの名残は
90年代にも引き継がれていました。
前髪を上段下段に分けて
上段をカーラーでゆるくくるんとさせ、
下段を頼りなさげにふぁさ〜っと下ろす。
先輩が卒業したのち、
中総体も終わって朝練がなくなって
やっと辿り着く中学三年生最大のおしゃれ髪型でした。
高校時代にはすでにギャル文化が開花して
誰もやっていなかったけれど...
たしかにあの時の前髪にかける情熱は
すごかった、朝ごはんを2分で流し込んででも
前髪をセットしていましたもんね。
すだれ...いや、
"シースルーバング"の時代も巡ってくるんだね。