秋
« 2021年9月 | メイン | 2021年11月 »
ここちいい秋風と、
気のおけないおしゃべりと。
ちいさなスピーカーと椅子があれば。
"チェアリング"はアフターコロナにも
もっていきたい、休日の過ごし方。
スタジオ内で、実家で、お店のレジ横の卓上でも。
こんなふうに、赤色の「11」の上から
黒色を塗られた「11」をよく見かけました。
こんどの月曜日は平日です。
メルティーキッスとラミーチョコと。
毎年このふたつのチョコを見かけると
季節が進んだなと感じます。
今年のラミーはじめ。
"お好きな絵柄のリクエストもできます♩"と
書いてある看板。そのテンションとは裏腹に、
男性の店員さんが不機嫌そうに見えたので、
特に何もいわず、ただカフェラテを注文してみると...
めちゃめちゃかわいい〜笑
ギャップ萌えというのは、こういうのも入ります?
マスクの下はにこやかな方だったのかもしれないですね。
ちなみに、いっしょにお茶した祖母のココアには
ジャック・オー・ランタンのかぼちゃが描かれていました。
「あららららら〜」と珍しいもの好き、96歳の笑顔。
ちょっとしたおでかけとか
ちょっとした会食とか、ちょっとした買い物も。
コロナ禍になってからこれまでというもの、
心配の気持ちからとはいえ、
祖母の小さなたのしみをことごとく奪って
しまったという思いもあって。
落ち着いてからは、こころがわくわくすることを
一緒にできたらという思いをもっています。
勾当台公園で行われたライブイベントへ。
てくてく公園について、街の季節を五感で感じながら
音楽に揺れていると、どんどん雑念が離れていきます。
おおはた雄一さんの
「どんな一日でも、それは映画になる」で描かれる
冬に灯るあたたかい景色が、
風の強い公園の午後を包み込む気持ちになったり。
大好きな「おだやかな暮らし」は、なんと
サプライズで登場した坂本美雨さんとのユニット、
「おお雨」バージョン!
ヒックスヴィルだけでなくNONA REEVESや
ジョンB&ザ・ドーナッツ! で何度も何度も心から
その歌に痺れてきた真城めぐみさん。
真城さんと旧知でありながら、共演は初という
古市コータローさんもサプライズで颯爽とギターを
弾き鳴らして。真城さんの歌うニール・ヤング
「Harvest Moon」も、ものすごく、すてきだったー。
音楽と音楽のすき間時間にふと感じたのは、
雨上がりで急激に乾いていく土の匂い。
風ふくたびに、足元の光の模様が形をかえて、
葉っぱがざわざわいう音のうえに
噴水の軽い音がかさなっていきます。
遠くに選挙カーから流れる声。
街なかの公園にも音楽が戻ってきました。
子どものころから可愛がってもらった
親戚のおばあちゃんが天国へ旅立ちました。
おしゃれで、社交的で、おしゃべりが好きで。
子どもの頃、親戚中の子どもはみんな
たくさん褒めてもらったと思います。
遺影は思ったとおりの、素敵な着物姿でした。
人が集まりすぎないようにと人数を制限しての
お別れだったけれど、会いに行くことが
できたことに、感謝しなくてはなりません。
コロナ禍でなければ、誰もがお見舞いにも行くことが
できたでしょう。
闘病されていた中でも、お孫さんやひ孫さんたちの
ぬくもりを、声を近くで感じられただろうなぁと思うと、
本当にこのウイルスの罪深さを感じてしまいます。
娘さんたちと言葉を交わして、心底思いました。
家族なんて、ただいてくれるだけでいいのに。
元気でいてくれて、ましてや
一緒においしいものを食べられるなんて、
奇跡だなと思います。
今月はじめに開催されたオハラ⭐︎ブレイク'21秋 mini 。
2日間の中から一部のステージがオンデマンド配信されました。
これまでの夏開催では、照明に集まる虫問題がMCにも
のぼっていましたが、
秋の開催ではアーティストのマイクスタンドで
とんぼがひとやすみ。
この配信購入の特典として、毎年のお楽しみ
伊坂さんのオハラブレイク書き下ろし小説が
送られてきました。一年目から続くストーリーであり、
今年は「やっとハッピーな星」というサブタイトルがついています。
サブタイトルから想像がもくもくとふくらむのですが、
早く読みたい気持ちと、読むのがもったいない気持ちで
週末のお楽しみとします。
【猪苗代湖の話】
猪苗代湖の遊覧船「はくちょう丸」が新会社で復活!
「かめ丸」はレストラン船となって再始動する予定なのだとか。
穏やかな水面に、のんびり顔のはくちょうと
かめが良く似合います。また乗船したい!
楽しみに見ていた朝ドラが最終回を迎えた週末は
気仙沼経由で大船渡・陸前高田に来ています。
ちょうど延期開催のツール・ド・三陸が行われる週末でも
あったことから、
ロードバイクを持ち運ぶ人の姿にも会いました。
JR大船渡線、気仙沼でBRTに乗り換えると、
モネと菅波先生の乗車シーンを思い出します。
「おかえりモネ」やさしくてたくましくて
とてもいいドラマでした。
気仙沼のシーンでは海とともに生きる街のひとたちの
言葉がとても響いたし、
登米編では、美しい森林にこだまするような
高木正勝さんの音楽が本当に本当に素晴らしくて
引き込まれました。光のつぶみたいに降り注ぐ音楽でした。
東京編ではマイコさん演じる奈津さんの
「傷ついていいことなんてない」というセリフをはじめ
大人たちの会話の中からメッセージを
受けとることができた気がしました。
みーちゃんがお姉ちゃんのモネにスカートを
投げつけてしまったシーンでは
姉の気持ちで見ている私にとっては、
がおる(具合が悪くなる)ほど衝撃で、
ずっとみーちゃんを心配していたけれど、
最後に二人が笑顔で本当によかった。
それにしても菅原大吉さんのネイティブ宮城弁には、
笑ってしまいました。
ラジオのことは「ラズオ」!
【大船渡】