お母さんのふるさとが宮古という後輩が教えてくれたのは
地元の方に愛されているという中華そばのお店「たらふく」。
のれんをくぐると、すぐさま「ひとつ?」と聞かれます。
不意打ちに驚きつつも、壁をみて納得。
なるほど、メニューがひとつしかないから、
いくつ頼むか、数だけの注文になるわけですね。
5分もたたないうちに注文したひとつの「中華そば」が
運ばれてきました。平打ちの縮れ麺の食感はすっごく軽い!
ものすごい勢いですすっていた男性がいたのですが、
すする音も、軽いのです。軽い麺が食べ飽きない黄金のスープに
よく合います。これはまた食べたくなる味...。
ちなみに、店内の壁にはほぼ壁面を埋め尽くす形で、
カレンダーが貼って貼って貼りまくってありました。
目で数えてみたら、日めくり3つを含んで全部で26個。
お会計の時、「日付、間違いませんね」と言ったら
「はぁ」という顔をされました(笑)
カレンダーはご近所の商店・会社や取引先からいただいたものだそう。
地元を愛し、愛されるお店でもあるんですね。
感動の味とともにカレンダーのことを後輩に伝えたら
それも「たらふくさんあるある」なのだそうです。
「初来店でそこに気付くなんて、さすが庄子さん!」
いやいや、誰もが気づくでしょうよ...
褒め上手すぎて、なんでも褒めてくれる後輩です。笑