逃げ場のないところや弱い立場の人が被害を被る
卑劣な事件が報じられてきた中で
登米市の保育施設に刃物を持った犯人が
侵入した事件にぞっとしました。
職員さんを含めて250人ものひとたちが集う場所。
保育士の男性たちが取り押さえて
けがをしたひとがいなかったのが本当に救いでした。
お顔は出さない形で、保育士さんが
インタビューに答えていました。
「怖かったけれど、
自分の後ろには子どもたちがいると思った」と語る
保育士さんのエプロンにプリントされていたのは
トイストーリーのウッディとバズ・ライトイヤー。
大人の男性でもどれだけ怖かっただろうと思いますが、
ヒーローのような勇気をもって、
子どもたちを守ってくれたんだなと思います。
でも、それは日頃からの備えがあってこそのこと。
ほかの職員さんたちも、子どもたちを
パニックにさせないように隠語で合図して避難させたそうです。
県内でもあらためて非常時の行動訓練や
備品の点検・検討などがはじまっているようです。