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2022年9月 アーカイブ

2022年9月 1日

新幹線

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6月にポチっとした記念アイテムが
ついにやってきました!!

「東北新幹線開業40周年記念入場券(E5系セット)」
新白河駅、郡山駅、福島駅、白石蔵王駅、仙台駅の
合わせて5枚の硬券がE5系の台紙上に一堂に!

さらに、記念DVDとして
新幹線総合車両センター内の映像が
収められているのです。

最初は正座で観て、そのあとはお酒を呑みながら・・・
楽しみで仕方ない!

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2022年9月 2日

デザートだけ

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"デザートだけ食べに回転寿司にいくらしいよ、
若い子たちって"
さとちゃんの言葉を信じ共に行ってみると、
たしかにそんなグループがちらほら。

食事時には遅い時間だったこともあり
気兼ねなく、デザートのみでちょっとだけ
おしゃべり。

酢飯の香りの中でデザートを食べていると、
しっかり夕飯食べたのに、
回ってる何皿か食べられそうな
気がしてきて、秋の食欲が怖ろしいです。笑

2022年9月 4日

かしむのなしは

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一番町の定席「花座」の席亭でもある
白津守康さんとライターの椎浪真平さんによる
著書「かしむのなしは 仙台ジャズの歴史」の
出版を記念してのパネル展が
仙台駅東口のダテリウムで開かれているのに合わせ、
トークショーが開催されました。

全444ページ、200点以上の貴重な写真も掲載され、
サッチモが仙台に来てミュージシャンと握手しながら
にこやかにカメラ目線を送る一枚も。

第一部は白津さん自ら仙台ジャズの歴史を
作ってきた方に聞いたエピソードや思い出を
まとめたもの。

そして「杜の都のジャズはいかにして
形作られたのか」と題した第二部は
椎浪さんがその背景を丹念に調べ、
仙台ジャズの歴史を書き上げています。

第一部は、ミュージシャンの方々が
白津さんにリラックスしながら
びっくりなエピソードをさらりと話したり
しています。
バリバリの仙台弁の中に
タイトルにもなった「かしむのなしは(昔の話)」の
ような業界言葉が出てくると
呪文のようでもありますが(笑)、それが
この本の独特のリズムを作り親密な空気を
伝えてくれます。

第二部の中では「戦前」「戦中」「戦後」と
整理されて、歴史的背景や、その時代に流れていた
音楽、求められていた音楽、さらには
ミュージシャンが感じていた空気はもちろん、
街の景色や生活者が感じていた空気も伝えてくれる、
厚みのある内容になっています。

戦後に置かれた進駐軍クラブですが、
仙台には3つの階級の進駐軍クラブが揃い、
それぞれに求められた音楽が違っていたこと、
独自のルールや暗黙の了解、
譜面を揃える苦労など、ミュージシャンの心理にも
踏み込んだ考察がとても興味深いです。

読み進めていくと、この街に暮らす者として、
地図が重なります。きっとそれぞれの年代によって
重なる地図の色も違うのでしょう。
そして間違いなく、この街のエンタメにとっても
貴重な一冊だと思いました。

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白津さんの20年に及ぶ聞き取り取材の
結晶でもある「かしむのなしは」。

白津さんと私が最初にご一緒させていただいたのは、
「Jammin' A-GO-GO」というDate fmの番組で、
まさに本の中にでてくる仙台重鎮の
ジャズミュージシャンのみなさんに毎週
インタビューをさせていただきました。

中には天国に行かれた方もいて
読んでもらいたかったな、と白津さん。
私はこの本を読んだ後に、もう一度
お話を伺いたかったな、という気持ちです。

【取り扱い書店(本日現在)】
一番町金港堂、丸善、ヤマト屋書店各店

2022年9月 6日

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歩きながらマスクを外してみたら、
空気が秋の匂いに変わっていました。

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日本全国で夏が長くなり、
短く感じるようになった秋。

秋の美しさを味わって暮らしていきたい。

【味覚の秋も!】
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もちろん、味覚の秋も!
甘みたっぷり、山梨のぶどう。
金沢から、みんなのお父さんお母さんが
送ってくださった、まごころの味です。
日本各地で先輩や仲間たちが
このおいしいぶどうを同じ時期に
もぐもぐしながら、秋が始まっていきます。感謝!

2022年9月 7日

POMPEII

今なお調査が続くというポンペイへ、
2000年を遡るタイムスリップ。

県美術館で開催中のポンペイ展、
精巧なモザイク画にも目を奪われながら
じっくり見てきました。

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西暦79年、イタリア・ナポリ近郊のヴェスヴィオ山の噴火で
埋没した都市、ポンペイ。
街が姿を消すも、火山灰に丸ごと埋まったため、
当時の人々の生活空間や家財がそのままの形で残されました。

使いやすそうなフライパンや
美しい水差しやお皿といったキッチン用品から
炭化したパン(まさか、食べ物まで
そのままの形で...しかも切れ目まで入っている!!)などを
見学していると、噴火前にあったポンペイのひとびとの
暮らしが身近に感じられますし、
"楽しく暮らせそう"とさえ、思いました。

上流階級のひとたちは家で豪華な食事を作らせ
楽しんでいた一方で、庶民は外食に不自由することはなかった
ようです。女性もビジネスで成功していたひとがいたと
いう記述をみて、自由な社会の空気を感じられます。

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こちらは、エジプト由来の楽器だそう。
キャプションには"ガシャガシャと振って
音を鳴らす"とかかれていました。

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イヤリングやブレスレット。カメオも繊細でした。

【このシチュエーションは...】
ポンペイで最初に発掘された建築物のひとつ「キケロ荘」の
食堂の壁面を実物大で復元したもの。
ケンタウロスが背後から蹴ら...いや、どういうシーンなのだろう・・・
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2022年9月 8日

ロックのほそ道

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2022年9月11日

JOZENJI STREETJAZZ FESTIVAL

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2022年9月13日

Flumina

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2022年9月14日

autumn leaves

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2022年9月16日

石巻金華

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2022年9月18日

新幹線

腰を落ち着けて、感想を述べたいと思います。
E5系好きのための、 E5系好きによる映像が
14分に詰まっていました。

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「E5系車輪研削」では
研削庫へ入庫するシーンからはじまり
車両移動装置「ミュール」へとズームしていくシーンに
つながりそして新幹線の車体の下へ・・・

これはとんでもなくマニアックなものを
購入してしまったと思ったものの、
車輪研削機では二輪同時に研削ができ、
研削した削りかすのこまかさに心が動いていくのを感じます。

機械音がきこえるところはBGMを消してしかと
音が聞こえるようにしているというニクい演出!!

そして、5分29秒のところで
心を鷲掴みにされることになるのです。

「分割併合装置動作」

そう、それは普段盛岡駅でしかお目にかかることが
できない「鼻があく」シーンのこと!

その神ショットがなんと5連続ショットで
収められているのです。

右斜め上から
正面下から
右下から
ほぼ真下から
右真横から


さらに...
閉まる
閉まる
閉まる
閉まる
閉まる 

の5連続が続きます。

早戻し、早送りという贅沢な見方も
リモコンひとつでできてしまいます。

そしてそのなめらかな動作は
びっくりするくらい軽やかな音。
「ガッシャン」と想像していた耳に聞こえてきたのは
漆のお椀をかぱっと重ねような心地いい音でした。
ここにも技術のすごさをみたような気がします。

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映像は「車内」の項目へと移り、
各車両を映していきます。

お世話になっている「普通車」の
椅子回転!コロナが落ち着いたら回転させて
わいわい旅行にいきたいですね。
まるでオルゴールで踊る踊り子のような
なめらかなうごき!!

「グリーン車」ではラグジュアリーなBGにのって
ゆったりと回転する(ように見える)椅子!


さらに「グランクラス」ともなれば、
映画のクライマックスのようなBGにのせて
椅子が回転していきます。
ここで映像にひとの手が初めて映り込むのですが、
手元のトレイを出すシーンが入ることで
より、グランクラスに乗っているかのような
臨場感をお届けしているのですね。


「車内自動放送」は仙台行きのはやぶさ号が
東京駅を出てすぐ。上野につく前です。
一抹の寂しさを感じながら、ほっとする瞬間ですね。


ちなみに、表ジャケットは真面目な顔しているのに
背表紙には・・・
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ツンデレ感がたまりません。

映像は
利府の車両基地に入ってくるシーンで大団円を迎え、
おつかれさま、という気持ちで迎えるのです。

一度鼻の先が見切れる形で停車するも
約10秒後、またゆっくりと動き出し、
その勇姿が見えなくなるまで・・・
手を振りたくなります

たっぷりと尺を使ってお別れ。
撮影編集を担う
カタツムリプロダクションさんは
きっと素敵な会社なんだろうなぁ・・・

そうしてもう一度最初から
最初から再生ボタンを押す私。


冒頭に
"長時間のご視聴は避け、適度に休憩をお取りください"
と出ていました。

14分なのになぜこのようなことが書いてあるのかしらと
思っていましたが、
その意味が自らの行動によって解明された瞬間でした。

2022年9月19日

包む

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感謝と元気でいてねの餃子を
包む 包む 包む。

同じものを一緒に食べられるのは
本当にありがたいこと。
2022年の敬老の日に。

2022年9月20日

台風一過

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2022年9月21日

お彼岸

お寺の境内では
今年も合わせたように
綺麗な彼岸花が咲いていました。
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季節のズレを感じることが
いろいろあるけれど、
あるべき時にあるべき姿というのは
ほっとする景色です。

【百日紅】
季節をつなぐピンク色も。
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2022年9月23日

BULLET TRAIN

伊坂幸太郎さん原作で
ブラッド・ピット主演、デビッド・リーチ監督が
メガホンを取りハリウッドで映画化された
「BULLET TRAIN」をフォーラム仙台で
観てきました。

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登場する悪者も完全には憎めないおかしみや哀愁や
悲しい過去があって。
登場人物たちのテンポのいい会話と
張り巡らされた伏線と、その見事な回収は伊坂さん原作ならでは。
観終わった後にはザ・ハリウッドなド派手なシーンの数々と
印象的に使われる楽曲たち、
伊坂ワールドの余韻が交錯して、不思議な気持ちです。

観る前は"もし日本で撮影されていたらよかったのに"、
と思っていたけれど、
CGとはいえ、大好きな新幹線が
こんなにもぶっ壊れていくとしたら
ストーリーに入り込めずに涙目になっていた
かもしれません...笑

ハリウッドが描く
"エキゾチック・ジャパン"には心の中でツッコミながらも
なんだか久々に振り切った映画を見た気分です。

2022年9月25日

夜に星を放つ

ゆっくりゆっくり、ページをめくりたくなる一冊でした。
窪美澄さんの直木賞受賞作
「夜に星を放つ」を読みました。

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「星」が登場する5つの短編が収められています。
どのお話の主人公も、たいせつな人間関係を失ったひと。
でも、そこからも続いていく、続いていかなければならない
人生でまた出会っていきます。そして変わっていきます。

かけがえのない存在も、自分が生きている限り
どうしたっていつか失ってしまうのが人生だけれど。
大切なひとは会えなくなった後も、わたしに
影響を与えてくれていると思っています。

じわーっと心に言葉がひろがって
夜空を見上げたくなるような気持ち。
ほろほろ泣けるけれど、星が放たれるように
こころを照らしてくれる物語でした。

2022年9月27日

スーパープリン!

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スーパーワタナベイビーからいただいた
手作りプリン!

スーパーなめらかで、スーパーおいしい!

2022年9月28日

MINIATURE LIFE展

先日、仙台駅の催事に多くのひとが列をなしていました。
幼稚園くらいの子どもたちから大人の女性まで。
LINEのスタンプで見たことがあったけれど、
「ちいかわ」ってこんなに人気なのねぇ。

私だって好きです、ちいさくて、かわいいもの。
大好きです、ちまちま集めちゃうもの。

小さいもので大きな世界を作り、想像力をかきたてるのが
田中達也さんの見立ての世界ですねぇ。
楽しみにしていた"MINIATURE LIFE展"を見てきました。

もう、マスクの下でにやにやが止まりません。
「うわぁぁぁ〜」と思わず一人で声がでてしまう作品も
ひとつやふたつではありませんでした。

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代表作のひとつでもあるブロッコリーを使った作品。

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なんて可憐な観覧車!乗りたい!

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「新パン線」は仙台駅から出発!

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このステープラーの芯使いに感動!
たしかに、ライブラリーに見えます。

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そして田中さんのすてきな「見立て」と同じくらい
「名付け」にもにんまりなのですが、
このマンハッタンのビル群にしか見えない作品は
「芯シティ New York」という名前でした。

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文具好きの心に特に響いたのがもうひとつ。
そうです、公園にブルーシートが敷かれるお花見の季節...なんて想像力!

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季節といえば、これから京都ではこんな景色になるんですね。

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仙台会場限定の作品は「まめに手入れされた庭」。
豆...ずんだ餅の緑が鮮やかです。

そのほかにも、物語の世界、宇宙への旅、
日本の古き良き映画のようなシーンを彷彿とさせる
作品まであって、「帰り道 The way home」の前では
長い時間立ち止まってしまいました。
夕暮れ時のあぜ道を赤ちゃんをおぶって歩くお母さんの姿が
畳の上で表現されています。ごくシンプルなのに
そうとしか見えない。

「世界は小さく広がっている」というコピーが
実感としてそこにありました。

幸せは自分の心が決めるとよく言いますが、
楽しみも自分自身が見つけるものですね。
そしてそれは手に届くところにもいっぱい転がっているのだなと
ちまちますてきで、大きな世界に浸りながら思いました。

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2022年9月30日

杜の都のクラフトフェア

金木犀が香る秋晴れの中、
一番町のアーケードに杜の都のクラフトフェアが
帰ってきました。
作家さんたちと話をしながら、直接作品を
手にすることができる貴重な機会を楽しみにしています。

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普段の暮らしを彩ってくれる「もの」にコロナ禍も
随分助けられた気がします。
旅先で買った作家さんのグラスにお花を飾ってみよう、
普段お客さん用だけど自分のためにお気に入りの
カップ&ソーサーを使ってみよう、とか。
明るい色を心がけて身につけたり。

プロフェッショナルとはどんな世界でも
難しいことをさらりと見せるひとのことだと思いますが、
話しながら作家さんたちの、長い時間をかけて培ってきた技術に
思いを馳せることもできるし、アーティストならではの
発想力にわくわくもさせられます。
そして丁寧に作られたものが近くにあると、きっと
自分のことも、差し出す相手も大切にできる気がします。

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