伊坂幸太郎さん原作で
ブラッド・ピット主演、デビッド・リーチ監督が
メガホンを取りハリウッドで映画化された
「BULLET TRAIN」をフォーラム仙台で
観てきました。
登場する悪者も完全には憎めないおかしみや哀愁や
悲しい過去があって。
登場人物たちのテンポのいい会話と
張り巡らされた伏線と、その見事な回収は伊坂さん原作ならでは。
観終わった後にはザ・ハリウッドなド派手なシーンの数々と
印象的に使われる楽曲たち、
伊坂ワールドの余韻が交錯して、不思議な気持ちです。
観る前は"もし日本で撮影されていたらよかったのに"、
と思っていたけれど、
CGとはいえ、大好きな新幹線が
こんなにもぶっ壊れていくとしたら
ストーリーに入り込めずに涙目になっていた
かもしれません...笑
ハリウッドが描く
"エキゾチック・ジャパン"には心の中でツッコミながらも
なんだか久々に振り切った映画を見た気分です。