金木犀が香る秋晴れの中、
一番町のアーケードに杜の都のクラフトフェアが
帰ってきました。
作家さんたちと話をしながら、直接作品を
手にすることができる貴重な機会を楽しみにしています。
普段の暮らしを彩ってくれる「もの」にコロナ禍も
随分助けられた気がします。
旅先で買った作家さんのグラスにお花を飾ってみよう、
普段お客さん用だけど自分のためにお気に入りの
カップ&ソーサーを使ってみよう、とか。
明るい色を心がけて身につけたり。
プロフェッショナルとはどんな世界でも
難しいことをさらりと見せるひとのことだと思いますが、
話しながら作家さんたちの、長い時間をかけて培ってきた技術に
思いを馳せることもできるし、アーティストならではの
発想力にわくわくもさせられます。
そして丁寧に作られたものが近くにあると、きっと
自分のことも、差し出す相手も大切にできる気がします。