鉄道開業150周年と東北新幹線開業40周年が重なって
楽しく、忙しい(笑)今年です。
仙台駅東口のダテリウムでは仙台駅の見慣れた風景も再現して
Nゲージジオラマ展示が行われています。
東北大学鉄道研究会が保有するNゲージの
鉄道模型レイアウトは分割式のモジュールレイアウトで
全15個のセクションを組み合わせて作られていて、
数年に一度古いセクションを置き換える形で
新しいセクションがつくられているのだとか。
去年つくられたのが陸前山王セクションだそうで、
高低差にもこだわって再現されていると、学生さんが教えてくれました。
"仙台駅の部分、1日14時間も作った学生さんがいるって本当ですか?"と
聞いたら"本当です!!"とのこと。すごい集中力!
集中力といえば、会場で閲覧OKの「青葉40」という東北大鉄道研究会誌を
めくってみたら自動アナウンスの考察論文がのっていて
とんでもなくマニアックでした。
どうマニアックかというと
たとえばA路線では
「まもなく(0.6秒の間)発車(間なし)いたします」だけど
B路線では
「まもなく発車(0.4秒の間)いたします」 みたいなことが延々と...
ナレーションの世界でもたとえば20秒CMを読むときに
"いまので19.8秒なので、少し巻きで"みたいなことはあるのですが
それを凌駕するコンマ秒単位の自動アナウンス研究!
好きだわ、鉄道研究会...。いや、大好きだわ...。
かつて取材で東北大大学祭の展示を見に行ったことがありますが
その年は鉄道メロディーピアニストが演奏を行なっていて
次々とリクエストに答えている姿が印象的でした。
今年は展示をみるのも予約制だそうです。
「お早めに!」とオススメしてくれた学生さんがまぶしかったです。