8月の仙台七夕の時期に行われる予定だった
サニーデイ・サービスの勾当台野音ライブ。
仙台フィルカルテットを迎えての
スペシャルライブは、秋の終わりへとリスケジュールされて
赤や黄色の木の葉舞う中で行われました。
最初に、カルテットだけでの演奏があり、
サニーデイ が90年代BGとして使っていたという
エピソードも披露してピアソラも。
続いて登場したサニーデイ は
フィジカルリリースされたばかりのアルバム
「 DOKI DOKI」からもたっぷりと演奏してくれました。
ドラマー・大工原幹雄さんが加入してからのサニーデイは
初めてみましたが、加入のタイミングで曽我部さんが
「バンドをはじめたばかりの気分」といっていたのを
印象的に覚えていて、だからこそ、晴茂さんと3人でスタート
した頃のサニーデイ にも思いを馳せました。
新たにバンドの歴史が積み上げられていくんですね。
「SAKURA super love」では
秋の勾当台公園に染み込ませるように
次々と色が重なっていくようでした。
満を持してのコラボは
「あじさい」のイントロが聞こえてきたら、
どうしても鼻の奥がツーンとしてしまうし、
「魔法」にゆれてゆれて
そして「サマーソルジャー」で
幻となった8月の景色もうかびあがらせて。
ダブルアンコールにつつまれて終了した
このとくべつなシリーズ
...控えめに言っても、最高です。
ちなみに、勾当台公園の野外音楽堂は28年に改修されて
生まれ変わるそう。公園整備の総合的な案の中に
組み込まれていくのでしょうが、
ぜひともこの雰囲気を
引き継いでいってほしいと思う市民です。