遊佐未森さんの
コンサートツアー「潮騒」の
ファイナルが未森さんの地元仙台で
開催されました。
宮城野区文化センターパトナホールが
ある地は未森さんの母校と近いなぁと
思いながら向かいましたが、
未森さんが生まれた場所からも
近くなのだそうです。
そんな地元ならではの自然なトークも飛び出す
やわらかなステージ。
今回のツアーでクラシックのコンサートホールで
歌いたいと思ったという
未森さんの思いがあらわれた演出がちりばめられ、
PAを通さずにそのままの歌声を響かせるひとときもあって。
未森さんの芯が通ってしなやかな声は
ますますミューズとしての輝きにあふれていました。
5年ぶりのアルバムを初めて聞いた時もそう思いましたが
コンサートで改めて、
表現者として新しい扉を開き続けるというのは
本当にすごいことだなぁ...と。
そしてピアノ・チェロ・ドラムという
珍しい構成で聴かせるコンサートは
曲によって音色の響きあいが多彩です。
豊かな音に包まれるのって...浄化作用がすごい〜!
「ルイーズと黒猫」は映画を見ているようで。
「空を見てきみを見て」は、手紙のように。
「夢見る季節 タルトタタン」は
おまじないみたいに、心にとどきました。