いろんな人が"取り戻した"という表現を
つかっていたけれど。
去年は3つのステージでの再開でしたが、
今年は東北6県のシンボルや地名を冠した6つのステージと
東北ライブハウス大作戦ステージに
アラバキの春が戻ってきました。
磐越ステージで復活のsumikaへ向けられる拍手の
力強さと温かさからスタートした私のアラバキ。
西風に負けないソリッドで無国籍な音を鳴らすALI。
津軽ステージでにしなさんの深淵の歌声に聞き入って。
ライブハウスなバンドが似合うと思っている
アラハバキのステージで
やっとこさ見られたCody・Lee(李)!
「人生で一番好きなフェス!中3の時
体育祭を休んでアラバキに来て、
andymoriの"革命"に衝撃を受けた」という
MCでこのバンドがずっと気になっていていた理由がストンと。
陸奥ステージまでまっしぐらに進んだ先には
"染み入るバラードを..."といいながら凄みのセットリストのエレカシ。
強風がこんなに似合うミヤジ。むしろ強風吹けー!!
このひとたちを別次元以外の言葉で言い表せません。
リハ本番な曽我部さん。コンビニのコーヒーを一緒に鼻歌。
綿毛がふわり漂う津軽ステージでハンバートハンバート
を楽しむお客さんの中には、子どもを抱っこしたひとたちもいっぱい。
夫婦漫才なMCもほのぼの。牧歌的なデュオのイメージもあるけど
内に秘めたる芯だったり、悶々とした想いを吐き出す曲も本当に本当に魅力!
お隣花笠ステージで東北初上陸の梅田サイファー。
ステージ上とお客さんがとけあっていくような
親密さで盛り上げます。
ARABAKI TALK CONNECTION
Supported by いいちこ では
THE BACK HORN松田さんとDate fm井上さんの
旧知のおふたりならではのトークを楽しみました!
夕焼け空の下で聴いた
竹原ピストルさんのオールドルーキー。
Amazing Graceのとき泣きながら
息子さんの頭をぐしゃぐしゃにしているお父さんがいたけれど、
ギター1本での言葉がビシバシ入ってきました。
大トリを飾る
MICHINOKU PEACE SESSION
「奥田民生アラバキ★ライダー」は
大ボリューム。ここでしか見られない
コラボの連続にクラクラしました。
のんちゃんの躍動!
サンフジンズ!
フジファブ&伊藤大地さんのハウスバンドすばらしい!
吉川さんと民生さんの広島コラボ!
民生さんのシンバルキック!
出演者勢揃いのイージュー★ライダーで
大団円でした。
各地で春フェスも増えたけれど
元祖春フェスともいえるARABAKIで
今年のフェスシーズンの台風の目になる
バンドに出会えたり、
見たかったアーティスト、
そして思いがけない出会いがあったりするものまた
大いなる魅力です。
アラバキプロデューサー
GIP菅さんのメッセージを聴きながら
来年の春に思いを馳せました。
アラバキから始まるカレンダーをまたがんばって生きるのだ!
【アラバキの大地から、ひたすら力を込めます】