平野甲賀さんによる装丁、印象的なロゴ。
これも含めて不朽の名作です。
その「深夜特急」を斎藤工さんが朗読。それもすべて。
驚きの番組です。
少し前にテレビの番組で斎藤工さんが
この沢木耕太郎さんの旅文学の傑作にどれほど
影響を受けたかを語っていました。
実際にバックパッカーとして
旅をしたことも知られています。
わたしも、中学生の時に読んで衝撃を受けました。
以来、本棚の一軍にずっとある「深夜特急」。
見たことのない海外にどれだけ想像をふくらませたかしら。
想像だけが頼りの別世界において、
頻繁にでてくる"食べ物の値段"は自分の暮らしに置き換えて
違いを知るヒントにもなったものです。
色。匂い。光。影。表情。
聴く「深夜特急」もすばらしい。