今夜、大好きなロックンロールバンドがこの街に
やってきました。
開演前、今回のツアータイトルとサブタイトルが
ぴったりだなと染み渡らせながら。
アルバム「PINEAPPLE」を聴きこんでいたひとを楽しませる
ライブならではのアレンジもあり、
そして30周年の中で(308曲があるそう!)の
うぉぉぉぉ〜という曲で、身をよじらせながら。
コロナ禍でどこか緊張感があったライブ会場も
印象的でしたが、
今日はマスク越しでの掛け声もきこえてきました。
気持ちいい爆音も浴びながら、
前回のツアーで初披露され曲名も仮だった時には
まさに全集中で聞いていた「泣いてたまるか」は
聴くほどにいい曲だなぁと。
今回のアルバムを聴いていて、私は
コロナ禍でわたしたちが
一時的に無くしたものと重なったり、
もう会えない大事なひとを思い起こすフレーズがありました。
あまり口に出さずに大事にしたいことが浮かぶスイッチを押しながら、
それでいて外に向かって立ち上がる力をくれるような
そんな歌詞のことば、ストーリーテラーとしての
魅力も詰まっていると思います。
そして、名うてのミュージシャンが鳴らす
ロックンロールバンドの演奏は言わずもがな...最高なのです。
前日入りした和義さんが
数ある仙台の街なかのラーメン屋さんと洋服屋さんで
遭遇してしまうドラマー・よっちさんこと
河村吉宏さんのドラムがやっぱり好きだなぁと今回確信!
気持ち入っている、という"ドン!"の音圧に
思わずウルっときてしまった私です。
映像以外、装飾のないシンプルなステージングで
見せた前回の弾き語りもすばらしかったし、
和義さんならでは、なことの連続でした。
今回はアルバムのタイトルやツアータイトルから
つながるステージ上のアートワークも
キラーコンテンツがちりばめられていて
大いにに楽しませてもらいました。
次は30周年のライブで。
約束を置き土産に
大好きなロックンロールバンドは
次の街へ・酒田へ。