第29回から4年の時を経て、
今夜ついに、第30回の記念大会として
赤川花火が開催されました。
本来、第30回を迎えるはずだった
2020年はコロナによって、初めての中止を余儀なくされました。
2021年は30日間の打ち上げ、
2022年は規模を縮小しての開催でしたが、
今夜完全復活です。
実行委員会総括・加藤さんのカウントダウンは
今年4・3・2・1 で下から花火が点灯し、
スタート!で曲導なしの大輪の花火が
突然夜空に現れるというサプライズが込められていました。
日焼けした顔で、オープニング花火を見守る
実行委員会のひとたちの顔・顔・顔は...見たいけれど見ない。
なぜならみなさん号泣しているので!
打ち上がった後は、わたしたち進行チームの出番です。
赤川河川敷の700メートルの幅を存分に使っての
ショーアップされたプログラムの数々は
ダイナミック・圧巻のひとこと。
保安上の理由から、打ち上げ幅に対して
両端の花火に至るまでどかんと大きなものが
打ち上がるためには相当なスペースが必要なのだそうですね。
そして、日本を代表する花火会社各社が
打ち上げる渾身の10号玉3発のプログラム「記念の光」にも
魅せられました。ほぼ口をあけたまま見上げてしまいますけど、
ひとつひとつ鑑賞するのも醍醐味と感じます。
丁寧に玉名を紹介したい。
振り返って、緩急みごとなプログラムだったなぁと思います。
アニバーサリーな夜は
始まるとあっという間に過ぎていきました。
最後、5万人のお客さんと、対岸の花火師さんたちに
スマホのライトを振って"ありがとう"のメッセージを送りましたが、
それはそれは美しい光景でした。
スマホの便利機能はたくさんあるけれど、
この光のきらめきを目の前にすると
素敵な使い方ナンバーワンなのではないかと思っちゃいます。
厳しい暑さによって、屋外イベントの開催は
一段階も二段階も難しさを増していると感じました。
スタッフのみなさんにおいても
午前中にはすでにいつ始まってもいい状態になっているわけですが、
そこから待ち時間を過ごすだけでも本当に体力が奪われたと思います。
動き回っていた方々はなおのこと、です。
わたしは夜7時15分にいちばん元気であることが自分の責任と
思ったので体力温存する方法をとらせてもらいました。
強力な、そしてまっすぐな企画部会の方々と
一緒に仕事をさせてもらえたことに感謝です。
ほっとした顔で、そして全員汗だくでの記念撮影。
夢に見るほどプレッシャーを感じるのもたまには大事!笑
MC原稿の中でも、現場でもたくさん"ありがとう"を
伝える一日でしたが、終わったいま、
こころから、開催おめでとうございます、を伝えたいです。
地域のために、子どもたちのために、未来のために。
でっかい赤川の花火は
ひとがひとを想うあったかい花火でした。