みうらじゅんフェスが
東口のギャラリーミニモリで開催されています。
「マイブームの全貌展」というタイトルそのものの、"全貌"感!
"マイブーム"という言葉の生みの親である
みうらじゅんさんが、
マイブームに次ぐマイブームを継続しつづけて
いることを目の当たりにして、圧倒されます。
これまでに集めに集めた物量(メンバー)がたたみかけてくる
展示にくらくらしてしまうのでした。
「別に欲しくないけど集める。
ノイローゼになるくらい集めて、飽きてからが勝負」と、
何かのインタビューで答えていたけれど、
着眼点がすごすぎます。
にやにやを止められないのは仕方ないと
早々にあきらめたけれど、目にした瞬間、
思わず吹いてしまう物(メンバー)もいて、危険!混ぜるな危険!
こちらは、甘えたお坊さん。
誰が買うのというお土産「いやげもの」は、
たしかにもらったら困るけど
ここまで勢ぞろいしていると
かわいく見えてくる気もするから不思議です。
昭和生まれにはノスタルジー。
冷蔵庫マグネット、略して「冷マ」ブーム。
そうです、クラシアンなどのマグネットが貼って貼って貼りまくってあります。
もう、どれだけ水のトラブルが起きても大丈夫なほどに。。。
ここまで貼ってあるともはやアート。
キャプションのない「カニパン」ブーム。
カニのパンフレット!!そういうことですか。
変な形の栓抜き「ヘンヌキ」ブーム。
これはちょっと欲しい。
タイに行った時、番組スタッフの男性陣に
「ムエタイ」の栓抜きをお土産に買ってきて
批判を浴びたのですが、いまだにかわいいと思っているので
返してもらいたいほどです。笑
こちらは、壁いっぱいの写真が貼られた「ムカエマ」ブーム。
それはさすがに神様に失礼だろうと
思うようなムカつく絵馬、だそうです。
ま、これはたしかに...。
「勝手に観光協会」のポスターの横には
モニターで「勝手にご当地ソングPV」が上映されていました。
微動だにせずモニターを見つめている男性。
その横で笑いを堪えられずにプルプル震えるわたし。
よく真顔で見ていられるものだと、
話しかけてみたくなりました(大きなお世話)。
ちなみに、宮城のご当地ソングは気仙沼ちゃんが出演する
「哀愁ちゃナイト」という物悲しいメロディーが癖になる
ナンバーとなっております。
展示のしめくくくりは、
コロナ禍をきっかけに描き始めた
壁一面の「コロナ画」。"走馬灯的作品"という
キャプションがありました。
「仏像」「ロック」「旅」「エロ」「牛」「カエル」
「ご当地」「ゆるキャラ」「天狗」...あと「ワニ!」!
何時間でも漂っていられる物量ゆえ、
表すキーワードも多岐に渡ります。
凝り固まっている場合じゃないのだ〜