EGO-WRAPPIN' live tour
"Ooh Poo Pah Doo"、
実に4年ぶりの仙台公演!
やっぱりEGO-WRAPPIN'のライブはとてつもなくて。
爆発的な演奏も、ジャジーな音色も、
エキゾチックも、サイケデリックもすべてが
EGO-WRAPPIN'印。
多彩なサウンドに揺れて揺れて幸せな時間でした。
中納良恵さんの声は
凄みを増しながら自由度も増していると思うのです。
心の深いところに刺さる圧倒的な個性があって、
聴くと、いてもたってもいられない気持ちに。
もう、歌声に翼が生えているのかも。
"天国と白いピエロ"ドリーミーなムード。
静寂からソプラノサックスの音色が鳴り響いて
よりそうようにドラムのビートが重なり
ゆっくり幕があがっていくようなはじまりの"かつて...。"
中納良恵さんの息をいっぱい含んだ声がRensaを
包むと、曲が終わった後もゾクゾクが止まりませんでした。
何十回も聴いてきた曲たちの
2023ver.アレンジにもはっとさせられ。
後半はたたみかけるようなEGO-WRAPPIN'のキラーチューンの数々に
ライブ会場の一体感がすごかった。
仙台でこんなにもお客さんが
ステージに向かって声をかけたり会話したり(笑)のライブは
EGO-WRAPPIN'ならではです。
きっと、ツアータイトルは言葉になるようなならないような
ひとりごとを言いながら歩く帰り道の状態をも
見越していたのではないかと、ふと。
心の声が漏れてしまうようなひとり言が抑えきれないほどに、
心揺さぶられました。
街頭に照らされた銀杏の木が
いちだんと鮮やかに見えた夜でした。