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思いつきの函館旅にやってきました。
はじめての、函館。
はじめての、北海道新幹線!
函館は想像以上の、すてきな港町でした。
江戸時代末期に長崎・横浜とともに
国際貿易港として開港した函館。
鎖国を解いて異国文化をさかんに取り入れた町の
あちこちに、異国情緒があふれています。
映画やテレビの撮影場所としても使われてきた
有名スポットの八幡坂。うっすら雪が景色に映り込む今も
しずかな感動があります。みずみずしい緑の季節にも
訪れてみたい場所。
教会の屋根。
古い洋館。
美しい建物を見ながら
知らない街を歩くのは楽しい!
所々凍った道を、今年最初のペンギン歩きです。
石畳の坂道、大三坂にあるカフェ。
重厚な蔵の建物で外の音がいちだんと
遮られるのか、別世界に足を踏み入れたようなきもちでした。
山頂まで一気に運んでくれる
函館山ロープウェイにのって
マジックアワーから暮れていく街を見下ろします。
函館山からの景色の中にもベイエリアの
ツリー。澄んだ空気の中で
光で浮かび上がる建物群も綺麗にみえました。
クリスマスファンタジー(地元の方は"クリファン"と
呼んでいました)のイベントで花火も!
昼も夜もどちらの表情も楽しめる街。
観光地ではあるけれど、おちついていて
おおらかな暮らしが身近に感じられるのも
ここちよさだなぁと思いました。
案内してくれた友は、10代をGLAYファンで過ごし、
函館も何度か来ているとあって、方向音痴は頼りっぱなし。
ホテルまでの帰り道、ほぼ誰も歩いていなかったので
函館の街と友に敬意を表してGLAYを小さく流しながら歩きました。
はじめての函館旅、二日目のスタートは
青空にそびえる、五稜郭タワーから。
よーくみると、展望台階の下に
あわてんぼうのサンタクロースが!
幕末に激動の歴史の舞台となった五稜郭。
ガイドブックや映像で何度も見たことのある
星型ですが、目の前にすると、その美しさ=技術力に
圧倒されます。
緑あふれるのどかな公園には雪。
展望台のスペースには五稜郭の歴史がパネルや
模型で表されています。
箱館戦争が終わった後、五稜郭のお堀では
冬の間に天然氷の切り出しが行われて、
明治4年には本州へ送られて「五稜郭氷」の名で
売り出すほどの産業になったそう。
雪の季節だからいっそう、
一生懸命働くひとびとの様子がこの小さな世界から
伝わってくるようです。
左:五稜郭タワー公式キャラクター「GO太くん」
チャームポイントは、頭の上にある避雷針と航空障害灯
右:函館観光イメージキャラクター「エキゾーくん」
名前の由来は「エキゾチック」な街・函館
中央:久子
チャームポイントは、斜めがけした「Pentax Q10」
昭和元年生まれの女の子人気No1の名前
市電に乗ってやってきたのは、
十字街のランドマークとなっている、
函館市地域交流まちづくりセンターのあたり。
大正時代に建てられたデパートを再利用した施設だそうです。
今年は旅らしい旅をせず暮れていくと
思っていたところに、誘ってもらった
1泊2日の函館旅。
澄んだ空気の中で、
ものすごく、リフレッシュしました!
週末ちょっとでかけだだけなのに
日常に戻ると見慣れた街の景色が少し
新鮮に感じたりします。
晴れていて広い景色が多かった函館は
ホワイト&ブルーの世界でした。
帰ってきて街を歩くと、
やっぱり仙台は街路樹が多いことと実感。
今年は銀杏イエローの世界を長く楽しめています。
函館はおいしい街でした。
ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー!
スナッフルスでチーズオムレット&ミルフィーユ!
クリスマスファンタジー会場では
和洋中さまざまなスープのお店が立ち並ぶ
「スープバー」を開催中でした。
ふらりと入った蔵を改装したお店で
クラフトビア!EGO-WRAPPIN'のVinylが飾ってあったので
マスターと話してみたら、蔵の2階では時々ライブも
行っているとか。
いつか中納良恵さんを呼ぶことが夢なのだそうです。
ふらっと入ったお店のひとが音楽が大好きで、ということが
2回もあって、好きなものに呼ばれるってこういうことなのかと。
これも旅の出会いの楽しさ。
イカ刺しとお寿司と塩ラーメンも
堪能しました。
帰りの新幹線でハセガワストアのやきとり弁当。
("やきとり"なのに、豚肉!)
旅のカロリーは一週間かけて消費していく予定です(言い訳)
建物を出て歩き出したとき。
進行方向から歩いてきたマダムが
すれ違いざまに私の背後を指差しながら
教えてくれました。
「見てごらん。虹がでてるよ」
マダムの笑顔と雨上がりの虹。
光のページェントの点灯日を迎えたきょう、
去年に続いて
「第2回 SENDAI JAZZ HISTORY CONCERT」を開催!
「かしむのなしは〜仙台ジャズの歴史」著者の
白津守康さんとのトークを挟みながら3組のミュージシャンを
迎えてお届けしました。
コンボでモダンジャズのスタンダードを披露してくれた
「仙台シティジャズクインテット」のみなさん。
最後は、コンポーザーでもあるピアニスト田辺正樹さんによる
オリジナル曲の「S.C.J.」を。
そしてスペシャルゲストに
仙台市出身のジャズピアニスト
片倉真由子さんをお迎えしました。
片倉さんのピアノで聴く、デューク・エリントン!
片倉さんはサックスの浜崎航さんとのDUOでエリントン作品のアルバムを
2枚リリースされています。
リハから思いましたが、もう一音ならしただけで
景色がかわってしまう!息を吸うのを忘れそうになるくらい、
本当に感動しました。
ラストはビッグバンド!
東北大学NFJO JAZZ SPECTERS華やかにフィナーレ。
このまま光のページェントに繰り出そうか、
そんな幸せな余韻を持ち帰っていただけたら、嬉しい!
スタッフのひとりとして、思います。
SENDAI 光のページェントが開幕して、
ことしも光の季節がやってきました。
勾当台公園にはクリスマスマーケットもお目見え。
夜でも10度以上あって、息が白くならない!
オレンジの光をみあげて、気分もほかほか。
年末にむけて、目まぐるしい日々のなか、
ほっとする景色です。
母がほかほかのスリッパを買ってくれていました。
おかずも、当たり前のように
持たせてくれるけれど、感謝しなくちゃ...
いえ、ほんとに感謝しています。
いかと大根の煮物おいしい!
年末まで駆け抜ける栄養。
ARABAKI ROCK FEST.24の HPがオープンしました。
開催のメッセージには2001年の初開催時にトリをつとめた
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTへの
思いが綴られていました。そこには
大切な人との別れはやはりつらいけれど、
感謝をして前進します、とありました。
チバユウスケさんが旅立ったことが
報じられてから一週間が経ちました。
今年のARABAKI直前に病を公表され、
ARABAKIの会場ではタワーレコードのポスターのところに
治癒祈願と掲げられていました。
2003年、幕張でのミッシェルの解散ライブ。
目の前に実在するのに、伝説を見ているようでした。
そしてZEPP仙台のラストを飾った
セッションも忘れられません。
その日はぎゅうぎゅうのお客さんで、
はじめてキャットウォークから見ていました。
気付いたら、チバー‼︎と叫んでいました。
どちらの会場打ち上げでも
楽しそうにお酒を飲んでいたチバさん。
早すぎる。
アベさんがいないということにも全然慣れないのに。
アベさんと天国でロックンロールを鳴らしてください。
気持ちは整理できませんが、
そんな中、誰かの思いのこもった選曲に
ただただ救われたりしています。
先週の「SENDAI JAZZ HISTORY CONCERT」に続き、
今週は福島県伊達市へ。
向かう途中から雪のちらつく寒い日でしたが、
音楽の熱気に包まれて楽しい日曜日になりました。
音楽のあるところに、人が集う。
人の集うところで、音楽が鳴る。
コロナ禍を経て、この幸せが当たり前ではないと思うし、
平和だからできることと、心から思います。
みるみるうちに50センチも積もったという場所から
やってきた、かわいいかわいい雪だるまのカード。
Merry Christmas!
アイス納め。
今月、落合陽一さんを取り上げた
「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。
その中で、印象的だった言葉。
『自分が当事者になれば当事者のことを考えるんだけど、
その当事者になった時に思うことをどうやって
その今後の人生に活かしていくかっていうこと。
いちばん気持ちが動く時だから。』
落合さんは"当事者"の思いを自身の研究に遺憾なく発揮して
現代の魔法使いと言われる活躍をしています。
誰かの生活をテクノロジーの力で便利にしたり、楽しくしたり。
"当事者になった時に思うこと"
来年もいろいろなことがあるはずだけど、
"当事者"として気持ちが動く瞬間を味わいながら
こころ豊かに生きていきたいです。
顔の見える、顔が浮かぶあたたかな繋がりをたいせつにして。
今年も変わらずお世話になった方々に感謝しながら。
今年の新たな出会いにも感謝しながら。
そしていま、つらい思いをしている方にとって
光差す2024年があるように祈りながら。
どうぞよいお年をお迎えください。