能登半島地震で被災された方に
お見舞いを申し上げます。
元日の夕方、緊急地震速報の音に続いて
スマホの画面に出た震度と「石川県」「能登」の文字に
血の気が引きました。
テレビはほどなくして珠洲市のライブカメラの映像を映しました。
大津波警報の中、避難される方達はゆっくり歩いているようにも見え、
海からの距離感がわかるだけに、東日本大震災後に入った
三陸沿岸の被災地にも重なり、
早く逃げて、とテレビに向かって声を出していました。
今思うと、ゆっくり歩いているように見えた方達は
高齢であったかもしれません。
輪島の大規模な火災に加えて、
発災当初からの度重なる余震に、画面越しでも心が折れています。
断水と停電、道路の寸断によって被災地に支援物資が入ることの難しさ、
そして、冬の厳しい寒さ。
お正月だったことで帰省していた方々の若い力が
助けになったこともあったようです。
一方で、避難を余儀なくされた方が予想以上の人数となったことで、
備蓄していた食品や物資の不足も心配されます。
昨日から安否不明の方のリストが発表されました。
時間を追うごとに人数が増えていますが、
東日本大震災の時もそうであったように、
家族と離れたどこかの避難所に身を寄せていたり、
知り合いの家などに避難されている可能性もあります。
発災から72時間が経過した今夜も、
80代の女性が救助されました。
どうか、気持ちを強くもって過ごしてください。
宮城の地から強く強く祈ります。