会いたいひとたちに、会いにいこう。
かがやきにのって、いざ。
まずはちょっとだけ、エフエム石川のスタジオに
おじゃましました。彦三から香林坊に移転してはじめて
おじゃまするスタジオ。
パーソナリティーの木村さんが待っていてくださって
あたたかく迎えてくださいました。
年を重ねて、ひとに教えることって、
難しいなと感じることばかり。
木村さんにご指導いただいた20代、
時を経て感謝は深く、大きくなる一方です。
羽咋市にも私の大切な先輩のご家族がいます。
お家の中にも外にも地震の爪痕がありましたが
元気でいてくださいました。
能登はやさしや土までも。
連れていってくださった方が
"能登はたくましや"だよ、とも教えてくれました。
東日本大震災の後も、その後の地震でも
繰り返し繰り返し、心配して物心両面で支援してくださった
お父さんお母さんとお姉さん。
私がまだ金沢にいた2007年の能登半島地震の時には
会社よりも、実家よりも先に先輩のお姉さんから
電話がかかってきました。
先輩が眠るお墓はなんとか無事で、
今日も綺麗なお花が供えられていました。
先輩とは共通の大好きな音楽や話題がたくさんあること、
そして時が経ってもなお
仙台で会うアーティストやスタッフの方々が
先輩と私をセットで覚えてくれていることもあって、
ずっと近くに感じています。
先輩のご家族を守ってください。
ふるさとの方々がこれ以上つらい思いをしないように
守ってください、とお願いしました。
金沢では、滞在中にもどんどん桜が咲いてきて、
青空と桜色のコントラストがこの街の美しさを
よりいっそう、際立たせていました。
風光明媚な能登があれだけの傷を負ったいま、
古都・金沢が変わらず美しいのはほっとする景色でもあります。
怖い思いや辛い思いをしなかったひとは
一人もいないはずで、それぞれの立場で
能登に思いを寄せている友人たちの言葉を聞きました。
その中に混じって
「ここまで津波きますか?」と元日の地震の直後
金沢市内中心部に越してきたばかりの隣人に尋ねられたという
友人の話があったり、
地元が穴水町(あなみず・まち)というバーのマスターが
「東日本大震災の津波の記憶があったからみんないち早く逃げた」
という話も聞きました。
13年の時を経て、教訓を生かしてくれた方々が確かに
いたことを実感するものでした。
伝えていかなくてはならないですね。命を守るために。
朝、散歩がてら尾山神社に向かってみると
百万石通を100メートル歩いただけでも
いろいろな言語が聞こえてきます。
そういえば、ホテルの朝食会場では私ともう一組以外
すべて外国人のお客さんでした。
とびきりおしゃれなカフェやホテルが増えた
メインストリート。でも一本入ると
昔からあるおいしいコーヒー屋さんや
作家さんのアイテムが並ぶギャラリー・雑貨屋さんが
点在しているのも金沢の街歩きが楽しいところ。
本当にいい街に住んでいたんだな、と愛してやまない金沢を
歩きながら思います。
尾山神社から金沢城公園につながる
鼠多門橋がかかり、その先の
鼠多門から入ることができるようになっていました。
駆け足でしたが、夜桜ライトアップまでみることができて
写真フォルダは春色の金沢でいっぱいです。
おでかけ日和の日曜日、
「春ららら市」にくりだしました。
"石川県のこつぶでピリリな作家&個人商店
のべ178店が、能登・金沢・加賀・白山から
本多の森公園としいのき緑地に集結! "
2006年に出版された「乙女の金沢」。
今もお気に入りの一冊で、
金沢に行くひとには必ずおすすめする本ですが、
この本がきっかけとなったイベントが2011年からずっと
続いているそう。主宰の岩本さんが、
立ち上げ当時仙台にまでDMをおくって下さったことがありましたが、
まさかこの週末とは知りませんでした。
やっぱり、この街と縁がつながっているなぁと
思っていたところに、まさかの嬉しい再会が次々と。
広い会場でこんなことあります?
もう、金沢が大好き!
めちゃくちゃかわいいサコッシュを付けて
迎えにきてくれたよっちプロデュースの日曜日に感謝!
時間がいくらあっても足りないスポットでしたが、
中嶋寿子さんの小さな陶のブローチを購入して
うきうきです。ブラウスにつけよう。大事にします!
国立工芸館は次回のお楽しみに。
【We love NOTO】
かつての住処を背に記念撮影された
ほたるいかフライ。
金沢から富山に移動してもうひとり
どうしても会いたかったひと!
彼女は元イベンター・マネージャーというキャリアを
これまでも数々の旅のプロデュースにふんだんに発揮してくれました。
今回は短い時間だし話ができれば、とだけ思っていたものの、
半日旅の完璧なプランがnoteで送られてきたのでした。
中でも、心を鷲掴みにされたスポットがこちら!
富山県滑川市にある
「ほたるいかミュージアム」です。
ほたるいか単体で、ミュージアムってすごいですよね。
ここは、体験型のミュージアムで
ほたるいかが発光するところを見ることができる
発光ショーがあったり、VRでホタルイカ気分まで
味わえるというすごいスポットなのです。
春になると産卵のために富山湾沿岸に集まって
青く美しい光を放つほたるいか。今がまさにシーズン!
そしてここ数日、地元の方々が言うところの
「爆湧き」状態なのだそうです。
ちなみに、展示されている活きたほたるいかは
ミュージアムのスタッフの方が毎朝
採ってくるのだとか。"きときと"だー!
見て、学んで、命をいただいて、知る。
ほたるいかにむちゅう。
【チンアナゴもいたよ】
お土産にいただいた
金沢・中田屋さんの"さくらきんつば"。
うつくしさとおいしさにうっとり...
お家でも、さくらのお菓子づくしで
もてなしてくださり、心あたためられました。
また、犀川の桜が見える
お家におじゃましたいです。
春風に揺れてる、チューリップ。
仙台市内の桜はだいぶ緑色が
多くなってきましたが、
入れ替わるようにあちこちで
チューリップが咲いてきました。
9年目を数えるというSENDAI COFFEE FES。
定禅寺通りと肴町公園を会場に
個性のある素敵なお店が並んでいます。
ぽかぽかの日差しのなか、
コーヒー&フードが立ち並ぶグリーンベルトを
散歩しました。
数あるお店の中から、川崎町の
Kuriya Coffe Roastersさんのコーヒーをチョイス!
【川崎町といえば来週は...】
地物のお初物ーーー!!
お刺身と、天ぷらでいただきますーー!
ハローアラバキ!
今年は2日目のみの参加です。
ピカピカの青空の下、ゲートをくぐった瞬間には
2年前は雪だったことがよぎります。
まずはBAN-ETSUで怒髪天。
サポートベースにはフラワーカンパニーズの
グレートマエカワさんが登場。
"ロックバンドが本気で信じないでどうする"の
「HONKAI」でぶち上がって「雪割り桜」の映える景色も
まるごと味方につけたステージ。
増子さんの長い長いお辞儀にも覚悟を見た思い。
続けて、打首獄門同好会。
マイクテストですマイクテストです、
うまい棒くばります、ってそこから始まって
いるんですね。
映像と演奏とがたたみかけてきました。
HANAGASA で
鮮やかパフォーマンスの
カメレオン・ライム・ウーピーパイ。
TSUGARUで、透明感の、とた。
ライブで見ないと分からないこといっぱい。
HATAHATAで久々にtricot。
ARAHABAKIでは初めましての、
バックドロップシンデレラ。
「桜咲いているかもしれないフェスのために
桜の曲を作ったけど・・・
めちゃくちゃ夏フェスじゃねーかーー!」
と、はじまった「桜。轟音にのせ」。
めっちゃいい曲じゃねーかーー!
「桜」ってなんで名曲が多いのかなぁ。
増子さんが"HYDEみたいのにコータローさんと被ってる"と
二度も言っていたので(笑)遠かったけれど
HYDEさんを見にMICHINOKUまで。
15年アラバキに通っているけれど
HYDEさんの登場シーンは過去一のサプライズでした!
もちろん、
古市コータローさんの"みちのく還暦のブルース"
ステージにも大急ぎで移動。
バンドのドラムには息子さんの健太さん。
増子さん、TOSHI-LOWさんに続いて大森南朋さんと
ボーカルゲストを次々に迎え、最後は全員で。
東北ライブハウス大作戦ステージで
森大翔さん。どんな10代を過ごすと
こんな20歳になるの?!というギタープレイを近くで。
アラバキのセッションステージにも出て欲しいアーティスト!
夕暮れ時にBAN-ETSUに移動して
アラバキ皆勤賞バンド、THE BACK HORN。
vocal山田さんの目線の先にもいく筋もの
飛行機雲が軌道を描いていました。
TSUGARUでSION'S SQUAD。
とんでもなくソリッドな演奏に
SIONさんの鬼気迫る歌に動けなくなります。
移動しながらHATAHATAで
神聖かまってちゃん。
の子さんが坊主になっていました。
2010年ステージに延々と居座り、
スタッフに袖に連れ戻されたあの衝撃以来15年ぶりだそう。
「ロックンロールは鳴り止まないっ」は
こんなにARABAKIの大地に合う曲だったか。
ARAHABAKIのトリを飾ったのは、
周年ならではの、のセットリストで
the pillows 35th with ARABAKI LITTLE BUSTERS!
"FUNNY BUNNY"は
いろいろな場面で想いを込めて選曲してきた曲のひとつ。
ARABHABAKIいっぱいに響くシンガロングに胸いっぱい。
SHISHAMOの宮崎朝子さんと「ノンフィクション」。
GLIM SPANKY 松尾レミさんと「Vain dog(in rain drop)」。
TOSHI-LOWさんと「この世の果てまで」。
ラストは
ARABAKI ROCK FEST.24
MICHINOKU PEACE!!
10-FEET〜アラバキセッション大作戦〜
もう選曲も、TAKUMAさんの言葉も、
大トリの舞台を背負っていた10-FEETが
めちゃくちゃかっこよかったです。
川崎中学校吹奏楽部とのコラボも、
ゲストを次々に迎えてのナンバーも、
さらには、もう一段会場の熱を上げる「第ゼロ感」も、圧巻。
名取川ver .の 「RIVER」ではオーディエンスがスマホのライトを
かざして、川崎町の煌めく星空とクロスリンクしていく
光のウェーブが綺麗でした。
アンコールのCHERRY BLOSSOMでは
一度演奏を止めて
「タオル失くすの恐れているだろー」と
やり直し。その結果、MICHINOKUステージを
囲む木々はこんな風景に。笑
でも、そのエリアにいる背の高い誰かが
ジャンプして自分のタオルで木を揺らして
誰かのタオルを落としてくれたり、
TAKUMAさんも「拾ってわかるように
柵にかけておいてあげてな」っていうところが
このステージを象徴していると思います。
きっと、思い出いっぱいかつ汚い(笑)タオルを
持ち帰ったのは私だけではないでしょう!
明日、洗濯するのだって楽しいんだから!
終演後のステージに映し出された文字を見ながら
帰路につきます。
"ARABAKI ROCK FEST.25th ANNIVERSARY
SEE YOU NEXT SPRING!!"
また、アラバキから始まるカレンダーを
胸いっぱい生きるのだ!
今年のアラバキで役立ったアイテムが
「ハッカ油」。
虫除けにもなるし、布にシュッとすると
肌にふれるたび、スーッとして涼しく感じました。
小さくて持ち運びにも便利です。
まだまだアラバキの余韻の中ですが、
1日目のセッションステージ
"BIG BEAT CARNIVAL〜ロックンロールの夢"の
セットリストが公開になりました。
The Birthdayのメンバーの出演が発表になった時点でも
とんでもなく心動かされたけれど、
やっぱり、今年のアラバキにはチバさんがいたんだなぁ。
今日は、現地でライブ見た同年代ディレクターの
話を収録前に聞いてしまったものだから
鼻水グズグズ状態になってしまいました。
アラバキってそういうところが、特別なんだと思います。
今年の開催のメッセージには2001年の初開催時にトリをつとめた
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTへの
思いが綴られていました。そこには
大切な人との別れはやはりつらいけれど、
感謝をして前進します、とあったことが忘れられません。
来年は開始から25年のアニバーサリーイヤーです。
【2万歩の記録】
もちろん、アラバキの日。