朝ドラ「虎に翼」。
展開のテンポにストーリーの面白さ、
キャストの魅力にも引き込まれています。
史実が元になっているものは特に
戦争を挟んでどうなるのかが気になって
その部分を少し調べてしまったりもします。
見る覚悟をするために、と言ったらいいのかな。
それくらい、戦争の時代が近づくと嫌だし
気が重くなります。
「虎に翼」が戦争をこれからどう描いていくのかは
わからないけれど、
今週は出征のシーンを時間をかけて描いていて。
涙なしにはみられませんでした。
妻や子供や親を残して出征する夫。
その後ろ姿が小さく、遠くなっていく。
昨日まで会社に行っていた日常から地続きで
今日戦地に赴いていく、ふつうの人々。
ふつうの人々は、それぞれ誰かのたいせつな人々です。
残酷さを静かに強烈に印象付けるシーンでした。
戦争を描くことも朝ドラの意義なんだなと思います。