ピアニスト・作曲家の谷川賢作さんのピアノを聴きに、
加美町の工藝 藍學舎さんへ。
一昨年この場所に移転されてから
初めておじゃました藍學舎さん。
東北を中心に、優れた作家さんの作品を
展示販売しています。
ずっと行きたいと思っていたのですが、
教会のような外観の建物も、内装も本当にすてきで。
この心地よさは、不思議な感覚。
藍學舎を主催する染織家の笠原博司さんと
旧知の仲という谷川さん。
オリジナル曲から、カバー。
お父さんの谷川俊太郎さんの詩の朗読からのナンバー。
谷川さん親子作詞作曲の、小学校の校歌。
弾き語り。
最後は意外ななつかしい曲をみんなで
歌ったりして。
物語のうかぶピアノに聴き入り、
そして谷川さんのチャーミングなお人柄が滲む
MCも楽しくて、和やかな時間でした。
途中、谷川さんと笠原さんのトークコーナーもあり、
「音楽も手仕事だよね」と、
笠原さんがおっしゃっていました。
"自然の惠に色を得て、織の譜面に写す"と
ご自身の創作を表されている笠原さん。
ギャラリーの2階に展示されていた
笠原さんの作品にはジャズの曲名のついた
着物もありました。
藍學舎さんの空間にとけこむように響いていく、
谷川さんのピアノ。
連れて行ってくれた幼馴染と
音楽の話をあれこれしながらドライブする道中もまた
こころふくらむ日曜日でした。