海の日の今日、
深沼海水浴場が14年ぶりに海開きしました。
震災の後は何年も、「海の日」という言葉を
発することにためらいがありました。
南三陸町でサンオーレそではまがオープンした2017年、
わたしは担当する番組の取材のため
毎週のように南三陸町の方々にお世話になっていたのですが、
海とともに生きる町のひとびとの想いにふれる中で、
その考えは少しずつ、変化していったように思います。
そこから、7年。
深沼海水浴場は仙台市内唯一の海水浴場で、
子どものころ、家族やいとこたちと行った思い出や
あまりの大渋滞でたどりつかなくて
帰ってきた思い出もあったりします。
ニュース映像で見たのは
「水、しょっぱーい!」「波に泡があった!」と
素直な感想を口にしながら、はしゃぐ子どもたち。
仙台にも「海の日」が戻ってきた。
本当に、そんな気持ちです。