昨年、30回の節目の記念大会を終え、
今年は「新花(しんか)」のテーマのもと、
新たなステージに入った赤川花火大会。
先月の山形・秋田の大雨被害では、
多くの住宅や農地が浸水して暮らしが
大きく損なわれました。
そうした中で、庄内地方でも中止を余儀なくされた
お祭りや花火大会がありました。
気持ちをこめて、時間をかけて準備されてきた方々の思いを
想像するとき、打ち上げを待つ時を迎えられたのは
当たり前ではないと感じます。
開催までのラストスパート中に起こった災害に、
地域を照らしたいという鶴岡青年会議所メンバーからなる
実行委員会のみなさんの強い思いの中で
準備は進められていきました。
打ち上げ幅700メートルを誇る赤川河川敷
いっぱいの光の競演。
割物花火・デザイン花火の部を擁する競技大会と、
赤川花火ならではのミュージックスターマインが
夜空を彩っていきます。
エフエム山形で番組を担当していた時からのご縁で
何度もMCをさせていただいていること、また
東日本大震災の年から始まった「希望の光」を
いまもたいせつに打ち上げている大会であることも
とても縁を感じています。
音楽と花火との融合を魅せることにかけているので
実は1秒単位でコメントも合わせています。
実行委員会のみなさんのこだわりっぷりと
音楽好き人間の"間"に対するマニアックは非常に相性がいいです!
汗と、涙と。
今年も熱い熱い、ごんげだ(すごい)花火大会でした!
"あぁ、なんて素敵な日だ"そう思ってもらえたら最高!"
エンディング花火の
「僕のこと/Mrs.GREEN APPLE」から
引用したコメントです。
"赤川花火大会の日は、とくべつな日として
これからも予定をあけておいてください。
その約束を果たすために、赤川花火大会は
進化していきます"
対岸の花火師さんへ、感謝をこめたスマホのライトのきらめき。
花火師さんたちからも、光のメッセージが長く長く、送られていました。