戦後日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんが
お亡くなりになりました。
子どもの頃読んだ「朝のリレー」が大好きでした。
家と小学校までの範囲が生活のほとんどだった頃に
世界って広いだなぁ、
でも朝ってどこも同じなんだなぁ...と
想像を広げたり引き寄せたりしながら
楽しい気持ちになったものです。
谷川さんが翻訳したレオ・レオニの「スイミー」は
もっと子どものころから出会っていました。
混沌とした気持ちでいたときには、
からまった糸ほどくような優しい言葉がころん、ストンと
胸におちてきました。
今年六月に加美町の藍学舎さんで行われた
谷川賢作さんのピアノコンサートでは
谷川俊太郎さんが作詞を、賢作さんが作曲された
小学校の校歌も歌ってくださいました。
紡がれた言葉たちは、
過去も未来にも降り注いでいきますね。
【幸せについて】
"幸せはささやかでいい、ささやかがいい、
不幸はいつだってささやかじゃすまないんだから"